三角絞めでもてなして

「三角絞めでつかまえて」(http://ameblo.jp/kamiyamaz/)の避難所的なブログです。

恋の罪(ネタバレ)

恋の罪

恋の罪

2011/日本 上映時間144分
監督・脚本:園子温
出演:水野美紀、冨樫真、神楽坂恵、児嶋一哉、二階堂智、小林竜樹、五辻真吾、深水元基、町田マリー、岩松了、大方斐紗子、津田寛治
(あらすじ)
ある大雨の日、ラブホテル街にぽつんと建っているアパートで女性の死体が発見される。その事件を追う刑事の和子(水野美紀)は、幸せな家庭を持ちながらもずるずると愛人との関係を続けていた。彼女は捜査を進めるうちに、大学のエリート助教授美津子(冨樫真)や、売れっ子小説家の妻いずみ(神楽坂恵)の秘密を知ることになる。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




95点


※今回の記事は、非常に猥褻な単語が連発されているので、そういう文章が苦手な方は間違いなく読まない方が良いです。

「ねぇ、女性ってそうなの? (´Д`;) ドキドキ」って複雑な心境になりましたよ…。

僕にとって今年公開された「冷たい熱帯魚」は“理想の暴力犯罪絵巻”だったんですが、それを撮った園子温監督が今度は東電OL殺人事件をモチーフにした映画を作ったと聞いちゃったら、どうしても興味が湧いてしまうワケでして。公開してすぐにテアトル新宿に行ってきました。


こんな展示がありまして…。
マネキン展示

なんとフランクフルトが売ってました。やだ、露骨ぅ~(ギャル風に)。
フランクフルト販売


実際に観てみたら、要素を借りただけであって、東電OL殺人事件とは別物でして(監督自身もおっしゃってますが)。僕的にこの映画は、<エロくなろうとする女 川;´Д`)><すでにエロい女 川`∀´)><エロくなってしまった女 川´ω`)>の物語だと思いました…。って、たぶん「仮面ライダー アギト」を知らない人は分かりにくいだろうし、知ってる人も普通に「いや、全然上手い例えじゃないような…? (゚Д゚)ハァ?」と思う気がするんですが、とりあえず適当かつスピーディに感想を書き残しておきますね。


ここからの記述は、この曲をBGMにして読んでいただけると幸いです↓(ウソ)




<菊池いずみ/エロくなろうとする女 川;´Д`)>

何不自由のない生活を暮らしていたハズだったのに…。
貞淑な妻

神楽坂恵さんが演じる菊池いずみは、小説家(津田寛治)の妻であり、貞淑な女性。同じことを繰り返すだけの日々に物足りなさを感じて、スーパーで働き始めたら、そこでモデルプロダクションにスカウトされまして。若干の怪しさは感じたものの、久しぶりに「必要とされている」のがうれしくて、現場に行ってみたら、騙されてAVに出演させられてしまうという…。ううむ、こういうことって普通にあるから、みんな、気をつけて!ヽ(`Д´)ノ

いずみはその経験に嫌悪しつつも、「誰かに必要とされた」ことに喜びを覚えてしまったため、衝動的に見知らぬ男とセックスをするようになるんですが…。渋谷の円山町のラブホテル街で売春をしていた尾沢美津子(冨樫真)と出会って感銘を受けて、彼女のように「抱かれる時はお金をもらう!」というエロ修行を開始するんですね。

で、なんとなく精神的に満たされてきた…と思いきや! 美津子に言われてデリバリーヘルス店「魔女っ子クラブ」(ちなみに東電OL殺人事件の被害者が所属してたのは五反田の「魔女っ子宅配便」)で働くことになり、客が待つラブホに行ってみたら、そこには旦那がいましてね…。真面目でピュアで仕事熱心だと思っていた夫が、実は美津子に首を絞められながらセックスするのが大好きな変態だということが発覚! 精神崩壊寸前に追い込まれてしまい、美津子に「アタシを殺して!」と懇願されると、泣きながら彼女を絞殺しようとして失敗し、そのまま失踪。数々のゲンナリすぎる体験を経て、すっかり解放されてエロ魔人と化したいずみは、日本のどこかで売春をしながら生活し、最後は小学生男子たちに笑顔で放尿を見せてました。

最後はこんな感じに。セックス中に相手のこんな表情を見ちゃったら、一気に萎えると思う。
こんな感じに…

神楽坂恵さんはとにかく素晴らしかったですね~。最初の方の“貞淑な妻”演技は微妙に感じるところもあったんですけど、話が進むうちにドンドン魅力的になって行って、全裸での「いらっしゃいませ!」には爆笑。実演販売するソーセージが大きくなっていくのも良かったです。そして、最後のカットの変化っぷりには本当に驚きました。この不況の日本において、景気の良い脱ぎっぷりを見せてくれたのも実にありがたかったですな。もう、100点!ヽ(`Д´)ノ


<尾沢美津子/すでにエロい女 川`∀´)>

普段は利発的な女性って感じなんですが…。
昼は大学教授で

冨樫真さん演じる尾沢美津子は大学助教授なんですけど、夜は渋谷の円山町で立ちんぼ(路上に立って、売春をする人のこと)として活動したり、「魔女っ子クラブ」で働いていたりするという、東電OL殺人事件の被害者を意識したキャラクター(家庭環境やファザコンという設定もモロな感じ)。登場時、すでにエロい女として完成されていた美津子ですが、実は彼女もナチュラル・ボーン・エロ魔人というワケではなく。ファザコンをこじらせた&そのことで嫉妬して父親を嘲る母・志津(大方斐紗子)とのハードすぎる対立により、母への当て付け+自傷行為として売春を始めたんですね。

夜になるといろいろな意味でスゴい女性に変身! 実写版「妖怪人間ベム」のベラ役は彼女がピッタリだった気がする。
夜はベラ様に

美津子は、最愛の父親も死んでしまっているということで、“永遠に手に入らない愛=城”を求めて円山町を彷徨っていたら、偶然、いずみと遭遇。彼女に“いつかの自分”を重ねてしまい、師匠として「愛のないセックスには金を介在させる」ということを教えて、地獄の底まで導いていくワケです。最終的には「母親に殺される→バラバラにされて、父親が描いていた絵のようにマネキンと接合される」んですが、結局、死ぬ以外に救われなかったんでしょうな…(母親が娘を殺したのは単なる憎悪だけじゃなかった気がする)。ちなみに、僕的には「いずみの夫が自分の客だった」という事実を教えたのは、決して意地悪なだけでなく、文字通り「すべてをいずみに伝えたかったから」だと思うんですが…どうなんでしょうか(結果、いずみは解放されたワケだし)。

何はともあれ、僕は冨樫真という女優さんを知りませんでしたけど、非常に素晴らしかったですよ。とにかく迫力がありました。予告編にもあった母親との朗らかで下品な罵り合いは映画史に残る名シーンではないでしょうか(大方斐紗子さんも最高すぎ!)。惜しみなく裸体をさらす姿勢も評価したいところです。オッパイが小さいのも僕好みということで、やっぱり100点!ヽ(`Д´)ノ


<吉田和子/エロくなってしまった女 川´ω`)>

有能そうな女性刑事なんですが…。
人妻刑事は…

水野美紀さんが演じる吉田和子は、渋谷で発生したバラバラ殺人事件を捜査する人妻刑事。捜査線上に浮上した2人の女を調べていくうちに、“満ち足りた生活を送っているハズなのに不倫をしている自分”を重ね合わせちゃったりして。しかも、その不倫相手に「ビッチ」と罵られて興奮したり、「オナニーしろ」と言われて従ったりと、かなりMっぽい人だったりするという。

「彼女の見事な推理のおかげで事件が解決しました (・∀・)」という気持ち良い展開はなくて、彼女は基本的には狂言回しでしかないんだけど、観客が投影しやすいキャラクターにもなってるんですよ。家庭を大事に思っているハズなのに、エスカレートするSM的な関係に興奮したりとエロくなっていく一方で、彼女自身、「そんな自分が分からないのYO!ヽ川`Д´)ノ」って感じ。そんな彼女を観た僕的には、かなり「ああん、その気持ち分かるぅ~ (´Д`;)」と思ったりするんですね。

いや、ハッキリ言って、「オレってリア充だぜぇ~!ヘ(゚∀゚*)ノホエホエ!」という人だって、結局、“何か”に満たされていないから、必要以上にお金を集めたり、多くの女性と付き合ったりするワケでさ。で、その“何か”は誰にも分からなくて、自分の中からなくなることもなくて、僕らは一生“何か”と折り合いを付けて生きて行かざるを得ないじゃないですか、たぶん。僕はこの「“何か”を求める行為=恋」だから「恋の罪」というタイトルになったんじゃないかと。

だから、最後、劇中で語られたエピソードのように、和子がゴミ収集車を追い続けていたら、気が付くと円山町にまで来てしまってて、電話で不倫相手に「どこにいる?」と訊かれて「わからん 川´ω`)」と答えたところで映画は終わるんですが…。いずみや美津子の心情は極端すぎて理解できなくても、「その時の和子の気持ちなら分かる」というか。この映画で描かれている内容は恐ろしく極端なんですけど、それらが誰にも起こりうるということを観客に伝える見事なキャラクターだと思いました。

自分で自分が分からない…。そういうことって、ありますよね。
わからなくなってきました

ちなみに話題になってる水野美紀さんのヌードですが…。映画が始まると「和子がシャワーを浴びながらセックスをしている→携帯が鳴る→部屋に携帯を取りに行く」という流れで、携帯を取りに行く際に水野美紀さんの全裸が観られるんですね。そして、それ以降は自慰行為のシーンはあっても裸にはならないんですが…このサラッとした使い方が実に素晴らしかった! やっぱり水野美紀さんの知名度は大きいから、これ見よがしな使われ方をされたり、ヌードシーンが多かったりしたら、映画として他の要素が曇ってしまったと思うんですよ。「ヌードです!(`・ω・´)キリッ」みたいなのも良いんですけど、「お風呂に入ってたんだから、そりゃあ裸になってますよ ┐(´ー`)┌ヤレヤレ」的な見せ方こそ女優というかさ。水野美紀さんのその姿勢には心底感謝したいということで、当然ながら100点!ヽ(`Д´)ノ


ということで、案の定、「アギト」の例えは1ミリも上手くなかったですな… ('A`) まぁ、他の役者さんも全員素晴らしいんですが、誰もが思うと思うんですけど、特に大方斐紗子さんは最高としか言いようがありませんでした。それと、和子の不倫相手を演じた児嶋一哉さんもイヤ~な奴を好演してましたね。役者さんのチョイスといい、演出といい、園子温監督はスゴいですな。


美津子との罵り合いは何度でも観たいくらい素敵。場内は大爆笑でした。
怖いお母さん

児嶋さんは本人が憎くなるくらいマジでムカつきましたね。
イヤな奴


その他、どうでも良いことを書いておくと、この映画は女性賛歌だと思ったりもして。最後、いずみは小学生に放尿を見せるような人になっちゃいましたけど(このシーンの撮影はどうやったんですかね?)、僕は「どんな女性にも事情はある」ってことを描いたのではないかと。「言葉なんか覚えるんじゃなかった」という田村隆一の「帰途」という詩が劇中何度も出てきますけど、彼女は「覚えた」ことで地獄を見たのは確かですが、あの解放された表情を観ると「覚えて良かった」ワケでさ。良識ぶった僕らからすれば「堕ちた」ように見えることでも、そこにいる本人は全然納得してその場所にいるんだから、舐めるなよと。…って、ごめんなさい、上手く説明できないや (ノ∀`)テヘ

って、ベタ褒め状態ですけど、気になるところもあって。美津子の遺体がマネキンと接合された経緯が明らかになってみると、引っ張った割には強引すぎて乗れなかったです。実はヘタレな性格のカオル(小林竜樹)が志津に言われるままにバラバラにしたりした後、後悔して自殺した…ってことなのかもしれないけど、やっぱりカオルが協力するのは無理がある気がするし、死体をあんな風にマネキンと細工する必要がないような(バラバラにする&性器を切除する程度で良くない?)。

あと、風俗描写全般。例えば、僕は決して詳しいワケではありませんけど、あの当時にデリバリーヘルスという名称の風俗は確かほぼ存在しないというか、ホテルでセックスする商売はホテルトルコ=ホテトルだったワケでして。ホテトルに関しては「東電OL殺人事件」にも載っているので、監督が「ホテトルだと若い人には意味不明だから」と、あえて“デリヘル”ということにしたのは分かるんですよ。ただ、僕は決して詳しいワケではありませんけど、本番をウリにするお店もあるようですが、デリヘルは基本的に「セックスはしない」のが前提の商売なんですね。だから、ああいう「セックス上等!」みたいな描き方をするのは、デリヘル業界にとって迷惑だと思ったりしましたけどどうでも良いことですかねダラダラとすみません…。

ううむ、例によって短く書くつもりが長文になっちゃいましたけど、僕的にはね、面白いシーンが多かったし、素敵な女性たちの裸も観られるし、いろいろ考えさせられるのも愉快ということでね、非常に観て良かったと思うんですよ。ただ、一番気になっているのが、「女性ってそうなの? (´Д`;) ドキドキ」という点。やっぱり園子温監督は男性ですから、どんなに女性の気持ちになって作ったとしても、究極のところは分からないじゃないですか。僕も「和子の気持ちが分かる」とは書いたけど、それは「満たされない気持ちの部分」であって、例えば「『ビッチ』と言われてゾクゾクする女性って本当にいるのかしら?」って思っちゃうというか、僕のところによく届く「34歳の未亡人です。お金が余っているのでセックスしてください」というメールと同じようなSFチックな話に感じちゃうんだけど、「もし本当だったら…?」と思うとソワソワしてくるというか…。だから、この映画を観た女性は、ぜひ自分自身と照らし合わせて、赤裸々な心情を綴った感想文を書いてほしい。そんな風に思う冬の午後でした(ミルクティを飲みながらーー)。




園子温監督作。僕の感想はこんな感じ



ノベライズ。未読ですが、映画の補完に良さそうですな。



佐野眞一氏によるノンフィクション。容疑者の描写が多い感じ。



桐野夏生先生の小説。東電OL殺人事件を独自の解釈で描いております。

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  1. 2011/11/20(日) 12:46:38|
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エイリアン・ビキニの侵略(ネタバレ)

エイリアン・ビキニの侵略

エイリアン・ビキニの侵略

英題:Invasion of Alien Bikini
2011/韓国 上映時間75分
監督・脚本:オ・ヨンドウ
製作:ジャン・ヨンジュン
撮影:グ・チュンモ
音楽:キム・ジャンユン
出演:ホン・ヨングン、ハ・ウンジョン、チェ・ヨンジョ、ジョ・ワンヨン、ソ・ビョンチョル、キム・ヒョンテ、キム・ソンミン
(あらすじ)
絶世の美女の姿をしたエイリアンのモニカ(ハ・ウンジョン)が純潔な精子を求めて地球に降り立ち、30歳の童貞青年ヨンゴン(ホン・ヨングン)に狙いを定める。モニカが身ごもると地球が滅亡してしまう上に、本当に愛する人に出会うまで純潔を貫くことを誓っていたヨンゴンは、セクシーなビキニ姿で誘惑してくるモニカから貞操を守るために奮闘する。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※今回の記事は、下ネタなどが書かれているため、女性やそういう文章が苦手な人は不快になる可能性があるので、読まない方が良いです。
※今回の記事は、「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン」のネタバレにも触れているので、知りたくない人は読まない方が良いです。


ハッキリ言って、狙ってる感はあるけどさ、タイトルが素敵だなぁと思って。なんて言うんでしょうか、ビキニという単語にはどうしても胸がときめいてしまうじゃないですか(「ビキニ環礁核実験」という不穏な言葉にすら妄想の余地がある)。さらに小耳に挟んだ「ビキニ姿の美女エイリアンとセックスすると地球が滅亡する」というストーリーも男子的にはグッときてしまう…。僕の中の“何か”がビクンと反応するというか、胸の奥底から暴れ馬が走ってきてしまうんですYO!ヽ(`Д´)ノ


迫ってくる暴れ馬!(「凄ノ王 (1) 」より) 小学生の時に読んで、この後のシーンは超トラウマになりました…。
暴れ馬by凄ノ王


エイリアンとの性ーー。それを初めて意識したのは、映画館で「スペース・バンパイア」予告編を観た時でしたね…(しみじみ)。ヘンリー・マンシーニが作曲した勇壮かつ軽快なテーマ曲が流れる中、全裸の美女エイリアンが男性の精気を吸い取りまくるワケですよ。小学生か中学生くらいだった僕は超衝撃を受けまして。結局、「女性の全裸は見たいけど、怖い… (ノДT)」って感じで観に行かなかったんですけど、友人と「全裸の美女エイリアンに襲われたらどうする?」「アソコがどうなってるか確認してから逃げる」という非常に偏差値の低い会話を交わしたことを覚えております。


一応、「スペース・バンパイア」予告編を貼っておきますね↓




時が経ち、いろいろな挫折や失敗を繰り返しながら生きてきて、愛する素敵な女性と結婚して、可愛い娘も生まれて。もうね、さすがに大人になっているハズなのに…なぜですかね? なぜこうも「ビキニ姿の美女エイリアンとセックスすると地球が滅亡する」なんて映画が気になってしまうのか!? 僕は、その答えを見つけるため、シアターN渋谷に行ってきました(ちょっとカッコイイ感じの書き方)。スゲー変な映画でしたよ。


なんと女性はビキニ姿でくればタダで観られる! 男性はダメなので気をつけて!
ビキニだとタダ!

記事の切り抜きも貼ってありました。
記事の展示


「エイリアンとセックスすると人類滅亡」って設定自体は、確か「レベルE」に似た話があったと思うんですが、この映画が新しいのは「美女エイリアン・モニカに狙われる主人公ヨンゴンが“純潔を大事にする童貞”だった」という点。モニカは婚前交渉を嫌がるヨンゴンから精子を入手すべく、さまざまな手段を講じるんですよ。


主人公ヨンゴンは勝手に自警団的な活動をしているボンクラ。この構えから繰り出す格闘アクションは見応えアリ。
独自の構え

そんな彼に救われたエイリアンのモニカ。彼女に迫られたら蒸着並みのスピードで浮気する自信があります(キッパリ)。
美女エイリアン・モニカ


モニカが誘惑したり責めたりして、ヨンゴンが我慢するくだりは本当に羨ましい愉快でして…。僕的にはこの一連のシーンだけで、十分、元が取れました (´∀`) いや、ハッキリ言って、小池一夫先生の原作漫画じゃないんだから、緊縛されていろいろされたら簡単にエレクチオンするだろうし、アッサリ射精しちゃうとは思うんですけど、そこは映画ということでね。


緊縛されたヨンゴン。そ、そんなに興味ないけど、どうしてもって言うならこういうプレイを試してもいいカナー (・ε・)
緊縛プレイ

非協力的なヨンゴンに苛立つモニカはこんな感じでした(画像はこちらの素敵なサイトからお借りしました)。
どうしてエレクチオンしないの!


ただ、ブチキレたモニカが「人間の男を絞殺すると、死ぬ時に精子を出すから、もう殺す!ヽ川`Д´)ノ」みたいなことを言い出して、ヨンゴンの首を絞め始めたあたりから、話のムードがおかしくなりまして。「実は自分を虐待していた父親を殺していた!」というトラウマが甦り、ヨンゴンは自力でロープを切って逆襲。錯乱状態でモニカを瀕死に追い込み、そのままセックスしてしまうという…。なんか映画が唐突に凄惨な雰囲気になったので超ビックリしました。


「絞殺すると精子を出す」というのは乱暴な理屈。確かに瀕死の時、藤木源之助は粥のごときものを出してましたが…(「シグルイ」より)。
粥のごときものが…


結局、モニカは地球を滅亡させるエイリアン(ホン・ヨングン二役)を生んで死亡。部屋にやってきた政府の組織の人間たちから事情を聞いたヨンゴンは、地球を守るべくタイマンを挑むんですが、そのエイリアンが生まれて時間が加速したことで、ヨンゴンは一気に老化(ここら辺のシーンは結構カッコ良い)。超スピードで時間が経過して、地球は滅びた…と思いきや、「映画冒頭のシーンに戻る→世界が一巡した!? Σ(゚д゚;)」という「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン」の終盤を思わせる感じで、映画は終わってました。いや、このオチにはかなり度肝を抜かれましたよ。「エイリアン・ビキニの侵略」なんてタイトルの映画で、まさかこんな展開を見せられるとは…。

とりあえず低予算の割には非常に頑張ってたし、意外と格闘アクションがしっかりしていて面白かったし、お話の先も全然予想つかなかったし、なかなか良い映画だと思うんですが…。正直なところ、不満もありまして。まず、「トラウマが甦る→モニカを半死半生に追い込む→セックスする」というシーンが凄惨…というか、“死姦”を連想しちゃって気持ち悪かったです…。大丈夫な人もいると思いますが、僕はそれまでの愉快なトーンが大好きだっただけに、ちょっとゲンナリしましたね。

あと、もう1つの不満は、エイリアンがビキニ姿じゃないということ。「下着姿なんだから、むしろオトクな気分じゃないの!ヘ(゚∀゚*)ノ」という方もいらっしゃるでしょうし、その気持ちも分からなくはないんですが、やっぱりビキニと下着は“似て非なる物”であり、その意味合いが全然違ってくるというかね。下着は“最後の砦”感が強くてドキドキしちゃいますけど、ビキニの場合はさ、基本的には“大っぴらに見せるもの”であり、もっとアクティブなアクションを期待しちゃうじゃないですか。だから、ビキニじゃなく下着だったのはどうしても失望せざるを得ない…って、誰も共感してくれない心底愚かな文章を書いている気がしてきました… ('A`)


何はともあれ、世界的に有名なエイリアン・ビキニと言えるこの御方の画像を貼っておきますね。うっふん。
ラムちゃん


まぁ、ストレートに本音を書くとオッパイの1つでも見せてほしい気がしないでもないような気がしないでもなかったけど、でも、予想外に面白い作品でしたよ。シアターN渋谷はサービスデーも充実してるし、女性はビキニ姿で行けばタダだということでね、気になっている人は劇場へどうぞ~。




オ・ヨンドウ監督も参加したオムニバス・ゾンビ映画。かなり気になっております。



トビー・フーパー監督作。結構好きです。



なんとなく思い出した映画。ナスターシャ・ヘンストリッジのヌードは宝物。

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  1. 2011/11/04(金) 21:53:06|
  2. 記事(2011)
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ハウスメイド(ネタバレ)

ハウスメイド

ハウスメイド

原題:下女하녀
2010/韓国 上映時間107分
監督・脚本:イム・サンス
出演:チョン・ドヨン、イ・ジョンジェ、ユン・ヨジョン、ソウ、パク・チヨン、アン・ソヒョン
(あらすじ)
上流階級の邸宅でメイドとして働くことになったウニ(チョン・ドヨン)。無口で従順なウニは懸命な働きぶりで先輩メイドのビョンシク(ユン・ヨジョン)や一家の信頼を得るが、ある日、一家の主人であるフン(イ・ジョンジェ)が、双子を妊娠中の妻ヘラ(ソウ)と6歳になる娘がいる身であるにもかかわらず、ウニの部屋へ忍び込みひそかに関係を持ってしまう。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※今回の記事は、アダルトな内容が書かれているので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。
※今回の記事は、かなり心の狭い文章が書かれているので、そういうのが苦手な人orお金持ちの方は読まない方が良いです。


確か「モールス」を観た時予告編が流れたんですが、その時はあまり興味が湧かなかったんです。ところが、先週のシネマハスラーのリスナー枠で「ラストの解釈について云々」と投稿された方がいて、それを聴いたら非常に気になってしまって…。新宿ミラノ3で観てきました。「金持ちが憎い!ヽ(`Д´)ノ」と思いましたよ…。


こういう大きい看板があるのはうれしいですな。
劇場の看板


まぁ、僕もオッサンですからね、今さら「金持ちの家に生まれたかったよぅ… (´・ω・`)」なんてことは思いませんがな。当然ながら、そういう家に生まれたからって幸せとは限らないし。「大体、金持ちってどこで線引きするのよ?」って問題もあるし、「そんなことに拘っても何の得もない」ということでね、普段は別に気にしないで生きているワケじゃないですか。

だがしかし! こういう映画を観ると、憎悪が一気に噴出するというかね。マジでふざけんなと。最初、予告編を見た限りでは、金持ち奥さんとメイドが旦那を巡って、「アタシはここで<浮気の場面を目撃した女史>を召喚! <意地悪な姑>との連携により、<不貞による解雇>を発動させるわ!川`Д´)ノ」「おっと、アタイはその特殊召喚に対して、罠カード<予想外の妊娠>の効果を使わせてもらうぜ 川 ̄ー ̄)ニヤッ」という「遊戯王」っぽい女同士の駆け引きバトルが繰り広げられると思ってたんですよ。

ところが! チョン・ドヨン演じるメイドのウニは、「旦那様との浮気にちょっとノリノリになっちゃった 川ノ∀`)テヘ」という非はあるものの、基本的には呑気で善良な女性ということで、狡猾な奴らに虐げられる一方なんですね…。先輩メイドのビョンシクが姑(パク・チヨン)にチクってからは、姑は脚立から突き落とすわ、奥さんのヘラは堕胎させる薬を飲ませるわと、もう意地悪すぎ!ヽ(`Д´)ノ ヘラがウニを「アタシは優しく接したのにぃ!ヽ川`Д´)ノ」と責めるのは分からなくもないけどさ、まず下半身がだらしない旦那を責めろ、旦那を!


無防備に色っぽさを見せてしまったため、旦那に狙われてしまうウニ。
色っぽいシーン

先輩メイドのビョンシク(右)が姑にチクる! 後で反省してたけど、マジ最低。
姑にチクる女


ということで、心底腹立つのが旦那のフン。コイツはナチュラル・ボーン・金持ちであり、欲しいモノは難なくゲットできる人生を送ってきたため、ウニを抱くのも当然といった“雄度100パーセント”な態度で彼女に迫るワケですよ。しかも「しゃぶれ」とか「中に出せないなら口で~」とか、やりたい放題。ねぇ、ああいう命令口調のセックスをする人って本当に実在するんですかね? もう僕的にはSF(少し不思議)の世界というか、羨ましくてムカついて仕方がなかったです…。


こういうことされてる時、普通はこんなポーズとらないよね…。ここだけ見るとヒムロックみたい(失礼すぎな発言)。
イヤな旦那


で、とにかく激怒したのがラスト。フンとの子どもを無理矢理堕胎させられたウニは(憎悪しすぎて吐き気がするシーン)、意を決して屋敷に潜入。さぞ胸がすく鮮やかな復讐をしてくれるのかと思いきや、奴らの前で首吊り&焼身自殺をしまして。で、場面変わって、別荘で6歳の娘のナミ(アン・ソヒョン)の誕生日を祝うシーンになるんですけど、ウニと仲良しだったナミは彼女の無惨な死を目に焼き付けたことにより、どことなく両親を冷めた視点で捉えているムードで終了という…。

そりゃね、奴らの娘に“不穏な種”を植え付けたというのは、多少のリベンジ感がなくもないですけどね、やっぱり全然納得が行かない!ヽ(`Д´)ノ もっと「ホステル」風な拷問とかで直接痛みを与えないと、溜飲が下がらない…溜飲が下がらないんですYO!ヽ(`Д´)ノ 

映画冒頭、労働階級の描写を流したりしてたし(自殺シーンは意味不明でしたが、ウニの運命に対する暗示?)、もしかするとイム・サンス監督はこうやってモヤモヤ感を残すことで、観客たちに金持ちを憎む気持ちを植え付けようとしたのかもしれませんが、僕はすっかりその思惑にハマッてしまったというか。もうこの気持ちを持って行く場所がなくて、とにかく金持ちが憎い!ヽ(`Д´)ノ マジでクライマックスのシーンを平松伸二先生テイストで描き直してほしい心境。

例えば! ウニが焼身自殺したことで、炎が回って焼け落ちる屋敷。それを見ながらフンたちが「チッ、貧乏人風情がァ…」「屋敷はまた建てればいいわよォ」などと言ってるところに、「遅かったか…」とウニの親友が登場(劇中に出てきてた)。「てめぇら、それでも人間かよオオオ~~~!」と、ヘラ&母親をテコンドーの足技で蹴り殺し(腹を蹴られて、内臓破裂で苦しみながら死ぬ感じ)、フンは股間を羽死夢ライクに握り潰して殺害! 残されたナミと双子は“あらたな黒い天使”としてウニの親友が育てるというね…。こんな終わり方だったら、この映画がカンヌで評価されることはなかったかもしれませんが、僕的には100点でしたYO!ヽ(`Д´)ノ


ウニの親友は気の良い女性。心なしか「ブラック・エンジェルズ」の羽死夢に似ているのは偶然…!?(間違いなく偶然)
親友と羽死夢

ちなみに羽死夢の殺し方はこんな感じ。これだけは勘弁してほしいですな…。
イヤな殺され方


って、文句を書いちゃいましたけど、ウニ役のチョン・ドヨンが見事な演技&裸体を見せてくれているという非常にありがたい作品なので、男子なら観ても損はないと思いますぞ。ちなみにリメイク元の「下女」は未見なんですが、宇多丸師匠が評価していたということで、スゲー気になるというか。DVD出ないかなぁ。




イム・サンス監督のデビュー作。エロそうですな。



チョン・ドヨン主演作。ゲンナリする展開が続きますが、素晴らしい映画。

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  1. 2011/09/16(金) 19:35:38|
  2. 記事(2011)
  3. | トラックバック:0

スプライス(ネタバレ)

スプライス※この記事は、2011年1月14日にアップしたものです。
※シネマハスラーへのリンクなどを追加しました(3/26)


スプライス


原題:Splice
2009/カナダ、フランス 上映時間104分
監督・脚本:ビンチェンゾ・ナタリ
脚本:アントワネット・テリー・ブライアント、ダグ・テイラー
撮影:永田鉄男
出演:エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック、デビッド・ヒューレット、シモーナ・メカネスキュ、アビゲイル・チュ
(あらすじ)
種類の異なる動物の遺伝子を接合させて、いくつものハイブリッド生命体を作ってきた遺伝子工学の研究者クライブ(エイドリアン・ブロディ)とエルザ(サラ・ポーリー)は、製薬会社が禁止しているにもかかわらず、人間のDNAを使ってハイブリッドを作る実験を秘密裏に行い、“ダレン”(デルフィーヌ・シャネアック)と呼ばれる生命体を作り出す。すさまじい早さで成長する“ダレン”にエルザは喜んでいたが、やがて“ダレン”は人間を襲い始め……。(以上、エイガ・ドット・コムより)

予告編はこんな感じ↓




65点


※今回の記事は、ちょっとグロく感じる怖れのある画像や性的な画像を貼っているので、そういうのが苦手な人は要注意!
※今回の記事は、画像でモロにネタバレしているところがあるので、映画を観る予定の人は読まない方が良いと思われます。


シネマハスラーの課題映画になったから」という理由もあるんですが、あのビンチェンゾ・ナタリ監督の作品ということで、「今までにない“新しいクリーチャー映画”が観られるのでは!?」と前から期待していたところもあったりしまして。新宿バルト9に行ってきたワケですが…いわゆる“ジャンル映画”として考えれば、十分、及第点の作品ではないでしょうか。

この手の映画で大事なのは、「出てくるクリーチャーが魅力的かどうか?」ってことだと思うんですが、「スプライス」はその点では成功しているというか。“人間とその他もろもろの生き物の遺伝子を合成して造られたハイブリッド・アニマル=キメラ”であるドレンは、その成長過程も含めて、非常に魅力的に描かれていたと思います。ネットで拾ったドレンの画像を適当に貼りますね↓


最初はモロに男性器+精子っぽい造形でしたが、脱皮して「スターウォーズ」のAT-STっぽくなりました。
小さいころのドレン

成長すると腕が生えて、人間の子どもに近い感じに。中の人(アビゲイル・チュ)、頑張ったネ!
ちょっと成長したドレン

さらに育つと肉を食べるようになったり…。
肉食ドレン

“女”としても目覚めたりするんですね。
女になったドレン

演じたデルフィーヌ・シャネアックはこんな感じ。あら、美人さんね~(おばさん風に)。
あら、美人さん


僕的に連想したのは「スピーシーズ」とか、お馴染みの「フランケンシュタイン」(ロバート・デ・ニーロのやつ)くらいなんですが、いつも素敵な“イラスト+映画評”を描かれてる三留まゆみさんが「映画秘宝 2011年 02月号」で“科学者カップルの系譜”的な感じで「エンブリヨ」「デモン・シード」「ドクター・モローの島」などの作品を挙げられていたのは勉強になりました。ちなみに主人公たちの名前は「フランケンシュタインの花嫁」から拝借しているんだとか。

まぁ、基本的に「人間が勝手な都合で新しい生命体を造って、結局、うまくいきませんでした」的な話は腐るほどあるということで、だからこそクリーチャーの魅力が最重要ポイントであって…な~んてことは、僕が偉そうに書く以前にみなさんも分かってますよね。その点では、ドレンは実にグロい&可愛いデザインであり、それを自然に見せるCGの技術も素晴らしくて、本当に感心させられましたよ。

最終的には、男性化して攻撃的になったドレンが暴走して、すったもんだの挙げ句にエルザはレイプされて、クライブは死亡。エルザが何とか殺すものの、レイプされた際にドレンの子どもを身ごもっていて(ドレンにはエルザのDNAが入っているので、近親相姦的な感じ)、その子を産むことを決意したエルザがゲンナリムードで会社と契約して終了(会社のお偉いさん(シモーナ・メカネスキュ)もさすがに「堕ろしてもいいのよ?」的な感じ)。非常に分かりやすいストーリーで、それなりには満足できましたよ。

ただ、「スゲー惜しい!」とも思ってまして。僕的にはドレンの造型が結構ツボに入ったし、ドレンを猫可愛がりしてたエルザが次第に意地悪になっていく展開も好きで、途中で「これからどうなるんだろ (*゚∀゚)=3」と過剰に期待しちゃったのもあって、正直、クライマックスが“クリーチャー映画のいつものパターン”になっちゃったのが結構残念だったんですよね。男性化した姿もなんかショボかったし(“完璧な存在”というなら、両性具有にすれば良いのにと思ったり)、クライブが懐中電灯を池に落として引きずり込まれたりするくだりは心から不要に感じたし…。

大体、ドレンが男性化する展開は、一応、人の遺伝子が混ざっていないクリーチャーのジンジャーとフレッドを使って伏線を張ってましたけど、ちょっとミエミエすぎというか。そもそもジンジャーが雄化した理由がよく分からないから(「雄同士の生物を同じ箱に入れていたら、生殖活動のために片方が雌化した」という理屈ならまだ納得できる)、終盤、ドレンを暴走させるためのフラグっぽく見えちゃったんですよね。というか、晴れの舞台でジンジャーとフレッドを交尾させようとしたら殺し合っちゃって大変なことになってましたけど、そもそも片方が雄化したことくらい誰か気付けって思ったり…(劇中でもクライブが同じようなことを言ってましたけど)。


ジンジャーとフレッド。ジンジャー・ロジャースとフレッド・アステアからのネーミングだとか。
悪趣味な造形


僕は、エルザがドレンを縛り付けて尻尾を切断するシーンでは激怒したんですが(「てめぇ!」「せめて麻酔くらいしろよ!」と怒り狂った時点で、すっかり監督の手のひら状態ですな)、一方では「これは面白い展開ですな!」とも感じたりして。「人間の方がモンスターだった!」的な流れとか、遺伝子操作の倫理的な問題とかをより分かりやすく残酷な視点で描くのかと思って(いや、これもありがちではありますけど)、さっきも書きましたけど、その着地点に過剰な期待を抱いちゃったんですよね…。終盤がああいう展開になるなら、エルザが虐待されてた設定も別にいらなかったような気すらするんですが…どうでしょうか。

ちなみに、エイドリアン・ブロディは、ジャンル映画だろうと何だろうと、どんな作品に出てもちゃんとハマッてる気がしますな。サラ・ポーリーも良い感じにイヤな感じでしたね。そして、ドレンを演じたデルフィーヌ・シャネアックも素晴らしかったです。クライブとドレンのセックスシーンはかなり引いたので(クライブもフェロモン的な何かに誘惑されたんだと思いますが、自分にそういう嗜好がないことをあらためて実感)、オッパイ自体にありがたみはまったく感じませんでしたが、彼女の頑張りには敬意を表したいですな。


クライブとドレンのセックスシーン。絶頂時に羽根を広げるのはやりすぎと思うけど、ちょっと愉快。
セックス騎乗位のドレン


というワケで、文句も書いちゃいましたけど、ジャンル映画としては十分面白いし、そんなに嫌いじゃない作品でした。特にドレンは本当に良いクリーチャーというか、幼体から少女あたりまでは“萌え”すら感じました。そんなに期待しなければ、それなりに満足できる気がするので、興味がある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

宇多丸師匠の批評が実にタメになるので、興味がある人は聴いてみてくださいな。




ビンチェンゾ・ナタリ監督の出世作。実はこの監督の映画はこれしか観てないんですよね…。



エイリアンがセックスしたくて街中を走り回る映画…だったような。結構面白かったです。



ケネス・ブラナー監督、ロバート・デ・ニーロ主演。終盤のヘレナ・ボナム=カーターの描写が悲惨すぎて好き。

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  1. 2011/07/24(日) 19:47:43|
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レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー(ネタバレ)

レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー※この記事は、2011年6月22日にアップしたものです。

レイキャビク~まさか!

原題:REYKJAVIK WHALE WATCHING MASSACRE
2009/アイスランド 上映時間90分
監督:ユリウス・ケンプ
脚本:ショーン・シグルドソン
撮影:ジャン=ノエル・ムストーネン
出演:ガンナー・ハンセン、ピヒラ・ヴィータラ、裕木奈江、テレンス・アンダーソン、ミランダ・ヘネシー、グズルーン・ギスラドッティル、ヘルギ・ビョルンソン、ステファン・ヨンソン
(あらすじ)
捕鯨大国アイスランドも世界的な反捕鯨の流れには逆らえず、今ではホエール・ウォッチングが観光の大きな目玉に。この日も、世界中からやって来た6組の観光客を乗せた遊覧船がホエール・ウォッチングへと出港した。ところが、突然のアクシデントが船長を襲い、船は航行不能に陥ってしまう。あわてる観光客たちだったが、偶然にも家族で操業している漁船に救助される。ほっと一安心、と思いきや、この一家は捕鯨禁止で職を失い、ホエール・ウォッチングの観光客に並々ならぬ憎しみを抱く鬼畜一家だった。(以上、allcinemaより)

予告編はこんな感じ↓




62点


ここ最近、僕の中で裕木奈江さんの株が急上昇していたりします。というのは、「インランド・エンパイア」であのテリー・クルーズと共演していたからでして。『エクスペンダブルズ』のメインキャストの1人と恋人役を演じていた!」という事実は、もう少し騒がれても良い気がするんですが…。ううむ、別に騒がれなくて良いような気もしますな (´・ω・`)


「インランド・エンパイア」でのツーショット。出演時間は短いけど、結構印象的な役だったり。
テリー・クルーズと一緒


で、今回の「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」ですよ。「アイスランド初のスラッシャー映画!」「初日は裕木奈江さんの舞台挨拶がある!」ということで、いそいそと銀座シネパトスに行ってきたんですが…。それなりには楽しめました。


公開初日に銀座シネパトスに行くのは「イエロードラゴン」以来。
銀座シネパトス

裕木奈江さんの来場を知らせる立て看板が設置されてましたよ。
立て看板

劇場入り口にはこんな本が。観客が買う確率は相当低いだろうけど、シネパトスの営業努力は買いたいね。
捕鯨の本

裕木奈江さんのサイン入りパンフレットが売られていたので購入。宝物にします。
直筆サイン


客席は8割程度埋まってまして。上映が始まると「映写機のトラブルで一度中断→再スタート→字幕が切れて読めない→再スタート」と二度中断するハプニングがあったものの、その後はスムースに流れてました。真魚八重子さんの記事とかを読めば十分なんですけど、僕なりに感想を残しておきますね。

発想はスゲー面白いと思いますよ。「ホエール・ウォッチングに来た観光客を捕鯨禁止で職を失った狂人一家が襲う」というナイスな設定を考えただけで評価してあげたいというか。捕鯨一家ならではの“独創的な殺害方法”がそんなにあったワケではないし(銛で殺すシーンくらい?)、ゴア描写もそんなに過激ではないんですけど、全体的には“頑張ってる感”が伝わってきました。僕的には、ゴムボートで脱出した女性2人がクジラに襲われるという皮肉な展開が好きでしたね。


最初のハンマーで撲殺するシーンも、なかなか愉快でしたな。
撲殺!


さらに、ヒロインのアネット(ピーラ・ヴィターラ)が超可愛くてねぇ…(しみじみ)。彼女は、この映画の登場人物の中でもかなり好感が持てる人物であるにも関わらず、とことん酷い目に遭うんですよ。しかも、オッパイを出したり、血まみれになったりとサービスシーンも一手に引き受けてましてね。終盤、酷い目に遭いまくった彼女の「アタシはただ、クジラが見たかっただけなのに…」という台詞はグッときました。最後は彼女が海で漂流したまま終わってましたけど、僕としては「あの後、無事救助されたんだよね? ね? (´Д`;)」と勝手に思っております。


このシーンはちょっと可哀想だったなぁ…。
血まみれで可哀想…


さらに、アネットとともに生き残るのが裕木奈江さん演じるエンドウでして。彼女は“金持ち日本人夫婦のメイド”という設定なんですが(日本人夫婦の拙い日本語が良かったネ!)、小狡く立ち回って他の登場人物たちを騙したり殺したりした挙げ句、最後は死んだ奥さんに成りすまして飛行機で旅立つという…。予想以上に優遇されたキャラクターでビックリしました。ハッキリ言って、「悪女っぽい女がそのまま生き残る」というのは、ヒネリがあるんだかないんだかというか、身も蓋もないオチだとは思うんですが、僕の心情的には裕木奈江さんが可愛かったから許さざるを得ないって感じでした。


彼女は因果応報的な目に遭わずに終わってたけど…。まぁ、いいか (´∀`)
裕木奈江


正直、登場人物たちの行動に納得行かない点が多いし、イヤな奴がそのまま無事に逃げおおせたのも気分が悪いし(アネットをレイプしようとした奴と、アネットの電話を冗談だと思って取りあわなかった友人は死んでほしかった!)、脚本自体にかなりアラが多い映画だとは思うんですよ。ただ、「アイスランド初のスラッシャー映画」「設定が面白い」「冒頭のクジラ解体シーンが良かった」「ピーラ・ヴィターラが可愛かった」「オッパイも出てる」「裕木奈江さんが優遇されてる」「上映後の舞台挨拶の“ナマで見た裕木奈江さん”が超可愛かった!」などの理由により、なんか嫌いになれない作品だったんですよね~。ホラー映画が好きな方は、期待しないで観れば普通に楽しめると思いますぞ。


最後にエンドロールで流れてた曲を貼っておきますね↓ 結構クドいけど、好き。




おしまい。




ユリウス・ケンプ監督に影響を与えた1本。好きだけど怖い…。



銀座シネパトスで売っていた本。面白いんでしょうか。



デヴィッド・リンチ監督作。裕木奈江さんがちょっと出演。サッパリ分からない映画でした…。

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  1. 2011/06/22(水) 22:08:13|
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