三角絞めでもてなして

「三角絞めでつかまえて」(http://ameblo.jp/kamiyamaz/)の避難所的なブログです。

Adam Chaplin(アダム・チャップリン)(ネタバレ)

Adam Chaplin(アダム・チャップリン)

アダム・チャップリン
Adam Chaplin(アダム・チャップリン)

原題:Adam Chaplin
2011/イタリア 上映時間84分
監督・脚本・撮影・音楽・主演:エマニュエル・デ・サンティ
(あらすじ)
妻を無残にも焼き殺されたアダム(エマニュエル・デ・サンティ)は、邪悪な存在の力を借りて復讐鬼と化した!かくして町を牛耳る悪党連中への壮絶な闘いが始まり、前代未聞の残虐ファイトによる人体破壊の嵐が吹き荒れる!(以上、ビデオマーケットHPより)

予告編はこんな感じ↓




95点


※今回の記事には、人体が破壊されている残酷なグロ画像が多く貼られているので、そういうのが苦手な人は読んじゃダメ絶対!ヽ(`Д´)ノ

「TRASH-UP!! vol.13」を読んだら「実写版『北斗の拳』!?」なんて記事が書かれていて、スゲー気になってたんですよ。新宿の輸入DVD専門店ビデオマーケットでしか売ってない上に、英語字幕しかないということでね、「どうしようカナー (・ε・)」と超迷ってたんですけどね、思い切って買っちゃいました。最高の買い物でしたヨ (´∀`) ダイスキ


ビデオマーケットは1Fに東京チカラめしが入ってる雑居ビルの4Fにあります。
雑居ビルの4F

DVD、買っちゃった。ジャケットのセンスも好み。
買っちゃった!

なんと4Pのカラーコミック付き! 当然ながら暴力的な内容でした ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
4Pのカラーコミック付き!


雑に書くと、「クロウ-飛翔伝説-」「北斗の拳」バージョン、西村映造仕立て”って感じ。要は、復讐譚&バイオレンス&ゴア描写という、僕の大好物な要素で構成されているワケです。イタリア語音声+英語字幕なので、登場人物が何を言ってるのかがサッパリすぎてイラッとするところもありましたが、わかりやすいストーリーではあるから、それとなく観られました (o^-')b ヤッタネ! 一応、最後の展開を書いておくと、主人公アダムはジャギ&ヒューマンガスっぽいラスボスをぶちのめすものの、悪魔っぽい奴との契約により殺されてしまって、世界が崩壊するっぽいイメージ映像が流れて終わってましたよ。


映画が始まると、早速、始まるバイオレンス描写。なんか「地獄甲子園」を思い出したり。
まるで地獄甲子園

物語を簡単に説明すると、アダムと恋人がラブラブ状態で暮らしていたら…。
アダムと恋人

突然、恋人が焼き殺されてしまった…って、描写が無惨すぎなんですけど!Σ(゚д゚;) ヒィィ!
焼き殺された恋人

そしてアダムは悪魔と契約し、右肩には聖ペトロ十字の焼き印が。血を流すのは、「ブラック・エンジェルズ」っぽいね。
右肩には聖ペトロ十字が!

すっかり復讐の鬼と化したアダム。お尻の穴から鉄パイプで串刺しにされてる人が実に愉快なのデス (´∀`) ヤリスギ
復讐の鬼と化したアダム

ラスボスはヒューマンガスっぽいジャギって感じ。彼が素手で凌遅刑っぽく殺されるラストは見応えアリ。
ラスボス


もうね、とにかくバトル&ゴア描写が素晴らしい。殺陣自体はそんなに凝ってないんですけど、殴る→人体損壊の流れが実に理想的なんです。百烈拳を思わせる派手な殴打シーンとか、まさに夢に描いてた実写版「北斗の拳」で(って、ケンシロウはあんなに残酷じゃありませんがー)、何度も何度も再生しちゃいました。「単なるスリ程度の悪人ですら、腕をもいでから撲殺する」という主人公アダムの容赦のない姿勢も痛快!ロックンロール通りであり(なんだそれ)、映画を観ている間は夢のようでしたね… (´∀`) ウットリ


過去に作られたゲイリー・ダニエルズ主演の実写版「北斗の拳」の百烈拳は牧歌的なムードで、相手も怪訝な顔をしてましたが…。
昔の百烈拳

18年後のアダム版百烈拳はバイオレントに進化! まぁ、秘孔を突くのではなく、無闇に殴るだけなんですけどね。
アダム版百烈拳

ちなみにこの悪党はアダムの財布を盗んだだけなんですけど…。
可哀相なスリ

こんな目に遭ってました(実際のシーンはこんな感じ)。悪に対しての容赦のなさは、クリムゾンボルトもビックリなレベル。
酷い目に遭うスリ


特に70分過ぎに始まる爆発シーンからの連続ゴアバトルは、必見としか言いようがない見事なクオリティ。もうね、網膜に焼き付けておきたい名場面がフィーバー状態なんです。監督&主演をこなしたエマニュエル・デ・サンティは間違いなく天才&信用できる男であり、今後、彼の作品は要チェックだと思いましたよ。


悪党の頭を一撃で粉砕するナイスアッパー! こういう場面がずっと観たかったの… (ノω・、) シアワセ
ナイスアッパー!

ちょっと地味&安易になりがちな“首を捻る描写”も丁寧に見せる“おもてなしの心”、見習いたいものです。
首を捻る描写も

そして、現場はこんな死体だらけに。ここまでやってくれると爽やかさすら感じてくる不思議。
こんな死体だらけ


なんとなく僕の中で流れる曲を貼っておきますね↓




ということで、僕にとっては大好物の傑作でしたYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ! 万人には絶対オススメできないけど、この手のジャンル映画が好きな人なら購入しても損はしないんじゃないかしらん。ただ、なんだかんだ言って、全然ストーリーを把握してない気もするので、どこかのメーカーが日本語字幕版、さっさと出してくれないカナー (・ε・)




アレックス・プロヤス監督作であり、ブランドン・リーの遺作。ブランドン、なぜ死んだ… (ノДT)



トニー・ランデル監督×ゲイリー・ダニエルズ主演の実写版を貼っておきますね。観なくても人生にはまったく影響のない映画だと思う。


テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

  1. 2012/12/27(木) 13:05:00|
  2. 記事(2012)
  3. | トラックバック:0

ふがいない僕は空を見た(ネタバレ)

ふがいない僕は空を見た※シネマハスラーへのリンクなどを追加しました(2013/1/21)

ふがいない僕は空を見た

2012/日本 上映時間142分
監督:タナダユキ
プロデューサー:佐藤現、木村俊樹
原作:窪美澄
脚本:向井康介
撮影:大塚亮
美術:松塚隆史
録音:土屋和之
音楽:かみむら周平
出演:永山絢斗、田畑智子、原田美枝子、窪田正孝、三浦貴大、小篠恵奈、田中美晴、銀粉蝶、梶原阿貴、吉田羊、藤原よしこ、山中崇、山本浩司
(あらすじ)
助産院を営む母に女手ひとつで育てられた高校生の卓巳(永山絢斗)は、友人に連れられて行ったイベントで、アニメ好きの主婦・里美(田畑智子)と出会う。それ以来、卓巳と里美はアニメのコスプレをして情事を重ねるように。そんなある日、同級生の七菜(田中美晴)から告白された卓巳は、里美と別れることを決心するが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




93点


※今回の記事は、「余計な妄想が長い」「下品な下ネタが多い」「知った風な口を叩いてる」と、高確率で不快になる怖れがあるので、「ふがいない僕は空を見た」についてのしっかりした感想が読みたい方は、他のブログに行った方が良いです。

今年、「テイク・ディス・ワルツ」を観たら、スゲー考えが甘い&面倒臭い性格の文系主婦の話だったんですけど、思いっきり感情移入しちゃいましてね (ノ∀`) テヘ なんかね、いい旅主婦気分というか(なんだそれ)、日曜の午後、台所で洗い物をしてたりすると、ふと、脳内に「ラジオスターの悲劇」が流れてきたりしてさ、気が付けば奧さんがボーッとしてる僕を見て「どうしたの? 川・ω・)」「ううん、なんでもない (;`∀´)」なんて会話をする感じ。夕方、娘のマナ子とお風呂に入って、先に体を洗い終えたマナ子を奧さんに渡して、1人シャワーを浴びてると、鏡にだらしない己のメタボ腹が映って、「奧さんの妊娠が発覚した時から、ずっとセックスレスだけど、もう僕には男としての魅力がないのかしら… (´・ω・`)」「通りを歩いていると、ふいに泣きたくなるの… (´・ω・`)」「どうしてかけがえのないものが、色褪せて見えるの…? (´・ω・`)」って。今の生活はとても幸せなハズなのに、この胸のすき間はどうしてなの? って、思っていた時! マンションの隣の部屋にコスプレをした田畑智子さんが引っ越してきてーー!? ∑(゚Д゚) ナンデスト!


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄O  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
              , ─ヽ
________     /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\)< というお話だったのサ
|_|__|__|__  /ノへゝ/'''  )ヽ \_________
||__|       | | \´-`)/丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  / ::::::::::::ゝ/||
────────(~~ヽ::::::::::::|/        = 完 =


ううむ、初っ端から愚かな文章を書いて多くの人を振り落としてしまった気がしますが(気が利いたつもりのリンク)、こういう「いい旅主婦気分」を脳内ロールプレイングするのが超楽しい!ヽ(`Д´)ノ マジで「テイク・ディス・ワルツ」は観て大正解だったというか、DVDを買おうかどうか懐事情と相談してるところだったりするんですヨ (´∀`) ウフフ


一応、予告編を貼っておきますが、この主人公の女、超面倒くさいので気をつけて!ヽ(`Д´)ノ




って、全然関係のない話をダラダラ書いてますが、今回の「ふがいない僕は空を見た」も、そんな“主婦心が揺らぐ感じの映画”かと思って。予告編は観てなかったんですけど、「イケメン高校生とコスプレセックスをする痛い主婦」なんて設定を読むだけでドキドキしちゃう (´Д`;) ハァハァ ネタバレはなるべく知りたくない派なので、薄目でスターリングエレファントさんのタイムラインをチェックしてみたら、結構褒めてるみたいだし、「よーし、お父さん、観て来ちゃうぞ!」とテアトル新宿に行って来ました。予想外にグッときましたYO!ヽ(`Д´)ノ



テアトル新宿は入口に記事の切り抜きがあったりしますよね。
劇場入口の記事の切り抜き

中に入ると、サイン入りポスターと衣裳が!
劇場内の展示

この衣裳を田畑智子さんが着たというのか…。盗まなかった自分を褒めてあげたいです(ダメな文章)。
田畑智子さんが着た衣装

中にも記事の切り抜きが。見終わった後に読んだら、なかなかタメになりました。
中にも記事の切り抜きが

テアトル系列でお馴染みのコラボドリンクはアプリコットティー。普段は見向きもしない僕ですが…。
アプリコットティー

今回は田畑智子さんの気持ちに寄り添うため、あえておさつスティックと一緒に購入。甘くて美味い!(・∀・) ヒネリナシ
おさつスティックも


いや、良い意味で裏切られたというか、「コスプレ主婦とイケメン高校生の甘酸っぱい筆下ろし&自分探しストーリー 川 ´∀`)人(´∀` ) セックスサイコー!」かと思いきや、なかなか容赦ない“性”と“生”の話が繰り広げられるんだからビックリですよ。基本的に卓巳と里美と良太(窪田正孝)の3人のドラマが絡み合いながら描かれるんですが、「旦那と姑に浮気がバレてた…('A`し」とか「コスプレセックス動画を住所氏名付きでネットに流された…('A`)」とか「ネグレクト状態の母親が勝手に通帳を持って行った…('A`)」とか「ボケた婆ちゃんが近所に迷惑をかけまくってた…('A`)」とか「勉強を教えてくれたりしたバイト先の先輩が変態だった…('A`)」とか、とにかく「こうならないと良いなぁ…('A`)」と思ったことが起こっちゃう感じ。彼らが生きる世界は全然優しくなくて、観ている間は、結構苦い気持ちになるんですよ。


卓巳はコスプレセックス動画が流出して引きこもりになり…。
卓巳

里美は「子を産めプレッシャー」からの浮気がバレて土下座するも離婚してもらえず…。
里美

良太はシンプルに貧乏で超苦しんでました。
良太

ちなみに卓巳のお母さん(原田美枝子)も「玄牝(げんぴん)」ライクな問題を抱えて、大変でしたな〜。
お母さん(原田美枝子)

そんな中、みっちゃん先生(梶原阿貴)は一服の清涼剤。恥ずかしい恋愛をしたことない奴なんて、いねぇYO!ヽ(`Д´)ノ
みっちゃん先生(梶原阿貴)


ただ、この映画には「それでも生きろ!ヽ(`Д´)ノ」という強いメッセージがあって。みんな、心を折られながらも、それでも生きるんです。良太はせめて大卒という学歴を装備すべく勉強をするようになり、里美はマザコン夫の盗撮を知りつつも気にせず卓巳とセックスすることで、夫と別れて1人旅立ち(腹いせに動画を流出された卓巳には超迷惑な行為)、卓巳は一時引きこもったものの何とか立ち直るというね…。


最後は旦那とアメリカに行くんじゃなく、別れて旅立った…ってことですよね、たぶん。
旅立つ里美


今まで深く考えたことはなかったんですけど、ネットによくいる“エロ動画が流出した人たち”にもちゃんと人生があって。つい「おやおや、人生終了ですな〜 (`∀´) メシウマ」なんて思いがちですが、よくよく考えれば、“その程度のこと”でもあってさ。頑張って立ち直って生きればいいし、故意に流出させた奴は全身の肉をドネルケバブのように少しずつ切り取られながら死ねばいいワケで。僕も「ああん、蜜の味!ヘ(゚∀゚*)ノ オイシー」とその手の“他人の不幸”を喜びがちな狭量な人間でしたけど、「そういうのって、良くなかったね… (´・ω・)(・ω・`)ネー 」と反省いたしました。


人の失敗を嘲笑する奴ら…って、僕もこの中の1人だったのかもしれませぬ。
下世話な奴ら


最後、家の仕事=助産院を手伝って、生まれたばかりの赤子のチンチンを見た卓巳が優しく言う「お前、厄介なものをくっつけてきたね (´∀`)」という台詞も感動的というか(そしてエンドロールに突入する)。男性なら多くの人が頷けるのではないでしょうか。僕も未だに“彼”の気まぐれに振り回されることがあるのでね(苦笑)、己の中の暴れ馬を暴走させないよう、これからも気をつけたいと思ったり(なにこの文章)。


そんなに惑わされるのなら、牛股師範のように自ら去勢するのもアリなのかもしれませんな…。
素手で去勢!


僕的に好きだったのは良太のエピソードで、卓巳と里美のコスプレセックス話の後に、いきなり良太のハードな貧乏生活描写が来ると、前の2人の悩みがバカに見えるのは素晴らしい構成だと思いました。基本的には「みんな、大変だよね」って話ではありますけど、「食べる物がない」とか根本的な厳しさには勝てませんわな。考えなしの“性”のせいで、ハードな“生”に耐えなくてはならないってのは本当にヘビーで、昔、警察時代に某市営団地の担当をしたことを思い出したりもしましたよ…。

スゲー切なかったのが、決して良くないことであり、無邪気な悪意からのクソみたいな行動なんだけど、良太が同じ団地に住むあくつ(小篠恵奈)と“コスプレセックスをプリントアウトした紙”を楽しげにバラ撒く場面。とりあえずあの瞬間だけは日々の辛さを忘れてたというか、あの2人にはあんな娯楽しかないワケでさ。大量の紙を放り出してはしゃぐ姿は、なんか美しく見えて、胸を掴まれちゃいました。

あと、さっきサラッと書きましたけど、バイトの先輩の田岡(三浦貴大)が良太のテストの答案用紙を見て、「お前、これからどうすんの?」って絡み出して、「じゃあ、勉強しよっか ( ̄ー ̄) ニヤッ」って言った時はね、「良太、良かったなぁ… (ノДT)」「僕もあんな先生に教わってさえいたら…(ノДT)」とスゲー泣いたんですよ。だから、田岡が男児にイタズラしてタイーホされた時は超ショックだったし、超意地悪な話だと思ったり(物語的には仕方ないんですがー)。


なんとなく僕が好きな吉田戦車先生の「伝染(うつ)るんです。」のひとコマを貼っておきますね。
こんな先生がいたら


で、最後に書いておきますけど、田畑智子さんのヌード&セックス演技は素晴らしかったです。ハッキリ言って、いくらでも乳首を隠すことは可能というか、授乳シーンですら乳首を見せないなんてことがまかり通っている中、田畑智子さんの姿勢は100点!ヽ(`Д´)ノ 架空アニメ「魔法少女マジカル☆リリカ」のコスプレ姿も実に素敵でしたし、ちょっとね、買うのを躊躇していた「月刊 NEO 田畑智子」、本格的に購入を検討し始めております。


キノコ狩りに行くだけで喜んでた子が、いつの間にか立派になって… (ノω・、) シンミリ




ちなみに映画を見終わった後、いそいそと原作小説を読んでみたら、これはこれで非常に面白くて(あの告白した女の子が、あの動画を見ても卓巳を好きなままだったのはビックリ)。で、向井康介さんによる脚本化がかなり上手くいってると思ったというか、最後の最後に卓巳のチンチンシーンを持ってきてオチにしたのは素晴らしいと感心しました。映画の補完にもなるので、興味がある人にはオススメしたいところです。

ってことで、「いい旅主婦気分」は味わえませんでしたけど、素晴らしい映画だと思いました。今の時代、ちょっと失敗すると「人生、アウト!(°∀°)b 」なムードが漂いまくりですが、それでも生きる姿勢が大事なんだなぁと。「桐島、部活やめるってよ」でも、「それでも俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから」と言ってたのを思い出しました。恥ずかしながら、僕はタナダユキ監督の映画は1本も観てなくて、むしろ「怪奇!!幽霊スナック殴り込み!」の主演女優さんという認識だったんですが、作品をチェックしてみたくなりましたよ。とりあえずテアトル系列はサービスデーも充実してるし、気になる人は観に行っても良いんじゃないですかね〜 ヘ(゚∀゚*)ノ オシマイ!

宇多丸師匠の興味深い批評がアップされてるので、要チェックですゾ。




窪美澄先生による原作本。こっちの方が世界観が優しい感じ。非常に面白かったです。



タナダユキ監督作。未見ですけど、観ておこうかしらん。



杉作J太郎監督作。クライマックスの超能力対決シーンが好き。



サラ・ポーリー監督×ミシェル・ウィリアムズ主演作。僕の感想はこんな感じ



田畑智子さんのヌード写真集。ほしいんですけど、撮り方が実用的じゃなさそうなんだよなぁ(ゲスな文章)。

テーマ:見た映画の感想 - ジャンル:映画

  1. 2012/12/06(木) 12:05:00|
  2. 記事(2012)
  3. | トラックバック:1

夜になるまえに(ネタバレ)

夜になるまえに※この記事は、2012年11月1日にアップされたものです。

夜になるまえに
夜になるまえに [DVD]

原題:BEFORE NIGHT FALLS
2000/アメリカ 上映時間133分
監督:ジュリアン・シュナーベル
製作:ジョン・キリク
原作:レイナルド・アレナス
脚本:カニンガム・オキーフ、ラサロ・ゴメス・カリレス、ジュリアン・シュナーベル
撮影:ハビエル・ペレス・グロベット、ギレルモ・ロサス
音楽:カーター・バーウェル
挿入曲:ルー・リード 、ローリー・アンダーソン
出演:ハビエル・バルデム、オリヴィエ・マルティネス、アンドレア・ディ・ステファノ、ジョニー・デップ、ショーン・ペン、マイケル・ウィンコット、オラツ・ロペス・ヘルメンディア
(あらすじ)
1943年、キューバに生まれたアレナス(ハビエル・バルデム)は詩に夢中になり、カストロによるキューバ革命の熱狂を経て、20歳で作家としてデビューをはたす。が、カストロ独裁政権下では、芸術家、しかもホモセクシャルであるアレナスは激しい迫害の対象となってしまう……。(以上、allcinemaより)

予告編はこんな感じ↓




70点


あの~、映画を人に薦めたり&薦められたりすることってあるじゃないですかぁ~(前も書いた文章)。少し前に「取引先の担当の方(年上の女性)とサシで飲んだ時、『BLOW DRY シャンプー台のむこうに』を薦められたので、ちょっと観てみたら非常に面白かった!ヘ(゚∀゚*)ノ バンザイ!」な~んてことがあったワケですが、先日、その担当の方と打ち合わせした時、また薦められたのが、この「夜になるまえに」。内容を確かめずに観たんですが、勉強になりましたよ (・ε・) ナントナク

すみません、僕はまったく知らなかったんですけど、実在したゲイの作家、レイナルド・アレナスの自伝「夜になるまえに」を映画化した作品なんだそうで。キューバって僕的には、“反米”と“革命”と“「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」的なオサレ感”で構成されてて、イメージはそんなに悪くなかったんですけど…。キューバ革命の裏で、普通に芸術家やゲイが弾圧されてたという“陰の部分”が観られたのは、実に興味深かったです。


左がレイナルド・アレナス本人で、右が演じたハビエル・バルデム。結構似てますな。
左が本人です


簡単に話を書くと、主人公は、キューバでは差別されまくった挙げ句、無実の罪で投獄されたりするわ、アメリカに行ったらエイズになるわと、本当に散々で。ラストは、睡眠薬で眠って、恋人のラサロ(オリヴィエ・マルティネス)に窒息死させてもらい、彼が書いた詩が流れて終わってましたが、「世知辛い話でしたな… ('A`)」とゲンナリしましたよ。


まったく関係ありませんが、この「上あごにくっつかないコロッケ」は食べてみたいと思ったり。
気になったコロッケ


僕がハビエル・バルデムという役者さんを意識したのは「ノーカントリー」の超然とした殺し屋シガー役からなんですが(大好き!)、この映画では、本当にナイーブなゲイの青年にしか見えなくて、大したモンだなぁと感心しましたよ。ちょっと残念だったのは、ショーン・ペンとジョニー・デップがチョロッと出演するシーンで、全体的に落ち着いたムードの作品だっただけに、少しノイズに感じちゃいましたね。


ショーン・ペンが出るシーンは結構序盤。知らなかったので、驚きました。
ショーン・ペン

ジョニー・デップは女装するゲイのボンボン役。この人、こういう役、好きそうだよなぁ。
ゲイのボンボンさん

「直腸に何でも隠せる」という特技を持ってるんですが、尻がキレイすぎて複雑な心境に… Σ(゚д゚;) アブナーイ!
ちくしょう、尻がキレイ!

その後、ハンサムなビクトル中尉役で再登場した時は、口がアングリ。1人2役って、なぜ?
なぜ1人2役?


まぁ、正直なところ、かなり地味なので、観てて退屈するところもあったし、男同士のキスシーンとかは生理的にキツかったりもしたんですが、良いところも悪いところも含めて、「当時のキューバって、こんな感じだったんだ (・ε・) フーン」と、結構勉強になった気がしないでもなかったです。あまりオススメはしないけど、気になる人は観ても良いんじゃないですかね。




映画の元になったレイナルド・アレナスの自伝。



サントラも貼っておきますね。結構良さげ。



レイナルド・アレナスの出世作だとか。読んでみたいような。



ジュリアン・シュナーベル監督作。評判が良いので観たいんですけど、なかなか手が出ないんですよね…。



コーエン兄弟監督作。ハビエル・バルデムが演じた殺し屋シガーがスゲー好き。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

  1. 2012/11/20(火) 11:44:27|
  2. 記事(2012)
  3. | トラックバック:0

ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド(ネタバレ)

ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド※この記事は、2012年11月17日にアップされたものです。

ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド

原題:Juan de los muertos
2011/スペイン、キューバ 上映時間96分
監督・脚本:アレハンドロ・ブルゲス
製作総指揮:インティ・エレーラ、クラウディア・カルビーニョ、ヘルバシオ・イグレシアス
出演:アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス、ホルヘ・モリーナ、アンドレア・デューロ、アンドロス・ペルゴリーア、イャス・ビラー、エリエセル・ラミレス
(あらすじ)
40歳になっても、まともに働こうともしないフアン(アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス)。親友ラサロ(ホルヘ・モリーナ)と怠惰な日々を過ごしていたが、人々が突如として凶暴化して襲撃し合うという異常事態がキューバの首都ハバナで起きる。新たな革命か反体制派による蜂起かと思われたが、徐々にフアンとラサロは凶暴化した集団がゾンビであることに気付く。恐怖と混乱が街に忍び寄る中、フアンはゾンビ化した近親者を殺せないでいる人のための代行殺りくビジネスをスタートさせる。しかし、ゾンビが次々と増殖していき……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




71点


※今回の記事には、グロいGIFが貼られているので、苦手な人は気をつけて!

「キューバ史上初のゾンビ映画」ということで、なんか気になっちゃいまして。新宿武蔵野館で観て来ました。そこそこ好きでしたよ (・∀・)


劇場の奥の柱にポスターやパネルなどが飾られてましたが…。
柱にポスター&パネルが

なんと天井の照明部分に主人公ファンの顔が! こういう手間は偉いと思う。
天井に顔が!


簡単に書くと、キューバ社会を皮肉ったブラックジョークが満載のコメディ系ゾンビ映画でして。「ゾンビによって社会秩序が崩壊したキューバで、40代無職の親父とその仲間たちがゾンビ退治のビジネスを始める」というストーリーに、適当感漂うアクション描写と脱力ギャグがふんだんに盛り込まれてて、良く言えば“ラテンノリに満ちた作品”…なのかもしれませんが、そのノリが合わない人が観たら「舐めてんのか!ヽ(`Д´)ノ」と激怒しそうな内容でした。

例えば、主人公のファン。元軍人設定でよくわからないけど凄まじく強い上に、ゾンビに対してあまり危機感を抱いてないように見えるので(「噛まれたら自分もゾンビ化する状況でランニング&半ズボン姿」という超舐めたスタイル)、一応、ゾンビ映画なのに劇中の緊迫感はゼロに近いというね…。


尋常じゃない強さを誇るファン。ヌンチャクはブルース・リーオマージュだとして、オールは宮本武蔵?
超強い主人公ファン


ファンの親友のラサロもまた悪質で。発情して自慰行為に及んだりとか、チンコを出しっぱなしだったりとか、つい間違えて人を殺しちゃったりとか(しかも2回)、心底どうしようもないギャグを次々と投下してくるから、ゾンビ映画というよりはコント番組を観ているような心境に陥りましたよ。


とにかくアホで迷惑なラサロ。戦闘力は無闇に高いんですが…。
アホすぎる親友ラサロ


一番呆れたのが、自分の体に傷を発見したラサロが「もしゾンビ化したら、お前が殺してくれ」とファンに頼んで、2人で感傷的な一夜を過ごすシーン。「ラサロはアホなオッサンにしか見えなかったけど、いざ死ぬとなると寂しくなるなぁ… (ノω・、)」と涙腺が緩みまくったんですが、「結局、単なる傷でした(o^-')b カンチガイ」ってオチになった時は、笑いつつも、すみません、少しムカついちゃいました。


このシーン、ウルウルしながら見てたら、ゾンビ化せずに終わってビックリ。ラテンの血、恐るべし!
ゾンビ化すると思いきや


ただ、ラストの展開が結構良くて。自分の娘とラサロとその息子、そして急遽救出した子どもを海に逃がした後、ファンだけが「オレはアンゴラ内戦やマリエル事件を生き延びてきた」という、劇中で何度も使った台詞を言って、キューバに残りまして。迫り来るゾンビの大群に挑むところで終わるんですが…。その時、やっと僕はその台詞が「オレは何があってもキューバで生き延びてやる!ヽ(`Д´)ノ」というファンの“キューバ愛の表明”だったことに気付いて、ちょっと感動しちゃいました。で、エンドクレジットでは、アニメ化したファンがセックス・ピストルズ「My Way」をバックにゾンビを蹴散らすんですけど、実にカッコ良くて爽快でしたよ(旅立ったハズのラサロなどが駆けつけたのは「ファンの心の中にいる」ってことだと思う)。


1人だけキューバに残ったファン。その愛国心、嫌いじゃないぜ!
1人残ったファン


エンドクレジットと一緒に流れたセックス・ピストルズの「My Way」を貼っておきますね↓




ってことで、ふざけた映画なのは確かなんですけど、最後にグッときたというか。このインタビューとかこの見事な記事を読んだりすると、意外といろいろな意味が込められてる様子なので、キューバに詳しい人が観たら、より楽しめるのかもしれませんな。ゾンビ映画が好きな人なら、一応はチェックしといた方が良いのではないでしょうか。ちなみにアレハンドロ・ブルゲス監督がインタビューで語ってた“革命広場のシーン”をGIF化したので、最後に貼っておきますね↓


なかなか斬新なゾンビの殺し方だとは思いましたが、首を切り落とすことに政治的な意味があったとは…。
画期的な退治法


おしまい♪ヘ(゚∀゚*)ノ ウェイ!




ゾンビ映画でコメディとなると、エドガー・ライト監督のこれが挙がりますよね。



ルーベン・フライシャー監督作。ノリはこっちの方が近いかも。僕の感想はこんな感じ



なんとなくトマス・グティエレス・アレア監督の超有名なキューバ映画を貼っておきます。未見でございます。



最近観た、キューバを舞台にした映画。僕の感想はこんな感じ

テーマ:見た映画の感想 - ジャンル:映画

  1. 2012/11/19(月) 12:36:29|
  2. 記事(2012)
  3. | トラックバック:0

武闘拳 猛虎激殺!(ネタバレ)

武闘拳 猛虎激殺!※この記事は、2012年10月25日にアップしたものです。

武闘拳 猛虎激殺!
武闘拳 猛虎激殺! 【DVD】

1976/日本 上映時間88分
監督:山口和彦
企画:太田浩児
脚本:掛札昌祐、中島信昭
撮影:仲沢半次郎
美術:北川弘
編集:田中修
音楽:小杉太一郎
助監督:深町秀煕
出演:倉田保昭、清水健太郎、矢吹二朗、大塚剛、石橋雅史、小池良一、遠藤薫、土井かつえ、堀田真三、深江章喜、樋浦勉、紅幸治、竜拳二、斎藤一之、久地明、北九州男、原田力、光本大介、小林稔侍、亀山達也、山本昌平、西本良二郎、比良元高、三重街恒二、春田二三夫、森祐介、土山登士幸、近藤宏、章文栄
(あらすじ)
灼熱の国・メキシコで闘技の修行を積んだ竜崎鉄次(倉田保昭)が日本に帰国。鉄次は父と兄の仇を討つため、必殺地獄突きを武器にベンガルの人喰い虎や武斗集団に立ち向かう。(以上、amazonより)

予告編はこんな感じ↓ 




80点


12年くらい前、初めてインターネットに触れた時は、すっかりヤフオクにハマッちゃいまして。で、いろいろと落札しまくった中で、最も「良いモノを買った!ヽ(`Д´)ノ」と喜び勇んで、思わず青空の下を野武士たちのように駆け巡ったのが、このポスターですよ↓


額に入れて飾っております。超カッコイイ!ヘ(゚∀゚*)ノ
自宅のポスター

好きなポイント①。トラが腕を噛むビジュアルが素晴らしすぎ! 「虎か空手か!?」のキャッチもLOVE。
腕を噛まれてる!

好きなポイント②。倉田保昭さんがカトーマスクを装着! どんな活躍をするのかしら… (´∀`) ワクワク
カトーマスク!

好きなポイント③。よく分からないけど捕まってる女性。悲壮感が伝わってきます。
女性が酷い目に!

好きなポイント④。隅の方にトラに襲われている人が! 誰か助けてあげて~ (´Д`;) ハラハラ
虎に襲われる人


あの倉田保昭さんがトラと戦ってたなんて!∑(゚Д゚) 正直、「闘え!ドラゴン」「Gメン’75」は好きだったけど、その他の出演作はそんなにチェックしてなかった僕的には本当に衝撃的でしてね。本の世界では“インドの小さなトラ殺し”ちびくろサンボが「複数のトラをバターにして喰った」のを皮切りに、人間が素手でトラに勝つシーンが多く描かれてきたものの、実写となると、どうしてもビジュアル的にチープになりそう&動物虐待問題が出てくるだけに、製作のハードルが凄まじく高そうじゃないですか。


フィクションの世界では、愚地独歩氏のトラ殺しが有名ですな。
愚地独歩のトラ殺し

ピクルも食料として、素手でアッサリ殺してました。
ピクルのトラ殺し

ラオウに至っては、豪快に首をもぎ取っちゃってましたが…。
ラオウのトラ殺し

大山倍達先生曰く、人間は猫にすら、こんな感じでなかなか勝てないそうです。すばしこい!Σ(゚д゚;)
すばしこいネコ


現実的に考えると、素手の人間がトラに勝つのは100パーセント無理でして(そりゃそうだ)。空手家との試合を企てた康芳夫さんが断念したのも仕方ないワケですよ(この人に関しては「篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝」とか「変人偏屈列伝」を読むのがオススメ)。ただ、せめて実写映画で“素手の人間とトラのバトル”を観てみたい…。そんな僕の願望を具現化した映画が、70年代にすでに作られていたことが本当にうれしくて。

ソフト化されていない=そんなに評価は高くなさそうだけど、「いつか観たいものですな (´∀`)」と思いながら、日々働き、納税し、恋をして、結婚し、娘が生まれて、もうすぐ40歳…。このまま老いて死んでいくのだろうと、一抹の寂しさを噛みしめていた矢先! いきなりDVD化されたんだから、超ビックリですよ。当然ながら即購入して、観たんですけどね、頑張ってました (o^-')b とりあえずストーリーを乱暴に個条書きにしてみますね↓


メキシコにて、空手でニワトリを殺すデモンストレーションをする竜崎鉄次
カトーマスク装着の鉄次(a.k.a.アイアンドラゴン)とチャンピオン唐木誠(矢吹二朗)の試合→勝利!
奇巌城(熱海城)でトレーニングをする怪しげな格闘家たち
鉄次は吉羅本ジム会長の吉羅本伝造(石橋雅史)に父と兄を殺されていたことが発覚
試合に負けて酒に溺れる唐木を励ます鉄次→生まれる友情
吉羅本ジムの悪人たちに拉致られる唐木とその妹・絵利子(遠藤薫)
助けに行くも、ライバル根切(大塚剛)に敗北して海に落ちる鉄次
祝杯を挙げる吉羅本一味。愛人の直美(土井かつえ)が悲しげにフラメンコを踊る
奇巌城から絵利子を連れて逃げようとするも、トラに食い殺される唐木…
鉄次を介抱する直美→兄の婚約者だったことが判明。
絵利子を逃がそうとしたのがバレて、ムチ打ちの末にトラに食い殺される直美…
弟分の伊波(清水健太郎)と奇巌城に乗り込む鉄次→敵がどんどん出てくる「死亡遊戯」風展開に
根切とリベンジマッチ→鉄次の勝利!
鉄次vsトラ→あえて腕を噛ませてからの連打→勝利!
吉羅本をアッサリぶちのめして、燃える奇巌城を眺めて終了



もうね、お腹いっぱいでした (´∀`) そりゃあ、「70年代の山口和彦監督の空手映画」ですから、あらゆる描写がおかしなところまみれであり、ツッコミながら観るのに苦労しないタイプの作品なのは確かですよ。ただ、本物と着ぐるみを上手く使い分けてのトラvs人間描写は思ってた以上に頑張ってて、スゲー感心しましたね。


序盤の試合中、いきなり技名が出て来たのは驚きました(しかも、この演出はこの試合だけ)。
いきなり技名が!

当時の空手アクション映画ではお馴染みの格闘家紹介シーンは大好物。
牙城の無頼拳士108人

何人かがテロップとともに紹介されてましたけど、この人の名前、なんて読むんだろう…。
なんて読むのやら

ちなみにこの嫌竜(原田力)は、力士なのに「竹槍で米俵を刺して、投げてくる」という変なキャラ。
嫌竜さん

で、マワシを取られて、失禁して失神するという、フザけた負け方をしてました。
マワシが取れて失禁

唐木はかなり可哀相なキャラ。ハードっぽい拷問をされた挙げ句、トラに食い殺されるというね…。
ハードっぽい拷問

倉田保昭さんの隣りにいるのは、若き日の清水健太郎さん。これが映画デビューだとか。
乗り込んだ2人

このトラとの戦い、実に頑張ってましたよ~。必見!(優しい心で)
-倉田保昭vsトラ!

空手映画のラスボスといえば、石橋雅史さん。今回は弱いキャラでした。
ラスボスといえば石橋雅史


それと、クライマックス、大塚剛に連打を入れるシーンが、途中でスローになったりと上手に緩急をつけてて、ある部分、「300〈スリーハンドレッド〉」の先駆け的なアクション描写になっており、これまた素晴らしくカッコイイ!ヽ(゚◇゚ )ノ オミゴト! 良い意味で予想を裏切られて、非常にうれしかったです。


根切への連打は超名シーン! ここだけでも観る価値はあると思います。
トドメの連打

ただ、「根切は中盤の時みたいにサイで戦えば負けなかったのに…」とは思ったり(他の奴を刺した時、そのままにしちゃってた)。
サイを使えば良かったのに


ということでね、やたらと画像を貼りまくっちゃいましたけど、実に僕好みの作品でした (´∀`) スキヨ 特典映像にトークイベントの様子が収録されていたのも良かったなぁ。この当時の空手アクション映画が好きな人は、ぜひチェックしてくださいな (o^-')b オススメ!




山口和彦監督作で一番好きなのはこれかしら。最後のバトルがたまりませぬ。



辻本貴則監督作&倉田保昭さんの映画出演100本目の記念作品。僕の感想はこんな感じ



ツイ・ハーク監督×ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作。トラが出て来ますが…。






※備考

山口和彦監督のフィルモグラフィには「世界最強の格闘技 殺人空手」という1976年製作の作品がありまして。これは「武闘拳 猛虎激殺!」で根切役を演じた大塚剛さんが立ち上げた格闘技興行「プロ空手」の活動を描いたドキュメンタリーなんですけど、結構スゴいんですよ。その魅力を知りたい方は花くまゆうさく先生のコラムを読んでいただければと思うのですが(というか、「リングの汁」は名著なので必読!)、いろいろな意味で“時代が感じられる”というかね…。未ソフト化なんですが、興味がある人はぜひ観ていただければと思うのです↓


なんとなく貼っておきますね↓ 続きは各自調査!




ちなみに興味深いのが、劇中で紅幸司なる選手が肉屋で働いていて、鍛錬のために肉を叩くというシーン。これは同じ1976年の翌月に公開された名作「ロッキー」でも観られた場面なんですね。あと、1979年の「ロッキー2」では主人公がニワトリを捕まえる特訓をするのですが、「武闘拳 猛虎激殺!」ではニワトリを相手に空手を振るう場面があったりしまして。これは、まさに山口和彦監督とシルヴェスター・スタローンのシンクロニシティとしか言いようがない出来事だと思うのですが、「だからどうした ( ゚д゚)、ペッ」と言われれば「すみません、何でもないです」と伏し目がちで応えるしかありませんな…(なんだこれ)。


吊された肉で特訓!(下は「ロッキー」) 中学生マインドの男子が考えることは一緒ってことかしらん。
吊られた肉を叩け!


おしまい (・ε・) チェッ

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

  1. 2012/11/19(月) 11:55:33|
  2. 記事(2012)
  3. | トラックバック:0
次のページ