三角絞めでもてなして

「三角絞めでつかまえて」(http://ameblo.jp/kamiyamaz/)の避難所的なブログです。

僕が、僕が、「何者」の感想で一番書きたかったこと(ネタバレ)

※今回の記事は、雑な下ネタが書かれているので、そういうのが苦手な人は読んじゃダメ!

なんとなく槇原敬之さんのこの曲を貼っておきますね↓




もうね、先日観た映画「何者」が非常にストライクでしてね…(しみじみ)。こんなつぶやきを投下した後、つまらない裏アカを作ってから雑な感想をアップして、さらに原作小説も読んでみたんですが、これがまた面白くて。なんて言うんですかね、映画でわかりにくいところが補完できたのも良かったけど(拓人の裏アカがバレる過程とか)、何よりも本作の映像化が見事だったことが再確認できたというか。例えば、ラストの「里香が拓人に説教する場面」とか、文章だけだと非常に冷徹なイメージでして。ハッキリ言って僕が拓人だったら「殺すか (゚⊿゚)」と。いや、自分が悪いのは重々承知ではあるものの、あれほど言葉で心を折られたら、もう殺るしかないですよ。ところが、映画では二階堂ふみさんが感情を込めて言う上に、最後に泣き崩れるから、「007 スペクター」のバウティスタのように「両目を親指で潰す」ぐらいで勘弁してやろうと思うワケです(どちらにせよアウトな着地)。


原作小説の里香に対しては、花山薫ライクに思ってしまいがちですが…。
殺すか...

映画の里香は、こんな風に泣き崩れるということで。
泣き崩れる里香

このぐらいで許してやろう…って、十分酷い!(°д°;) ヒィィ
バウティスタの目潰し


というか、今年ベストの作品である「DOGLEGS」の感想では恥ずかしくて書けなかったことを「何者」を観ることであらためて自覚したのも大きくて。正直なところ、「リング上ではスター選手として活躍しながらも、日常では“一障害者”でしかなくて仕事もままならないサンボ慎太郎選手」を見て、「映画ブロガーとしてそこそこ有名ではあるものの、実生活では大したことない自分」を重ねたからこそ、あの映画にグッときた部分もあったんですよ。ただ、それはあまりに不遜だから書かなかったんですが、今年の夏に「タマフル24時間ラジオ」に出演したりすると、あの時間が“かけがえのないもの”なのは確かなんですけど、自分の中のギャップがまた大きくなる部分もありまして…。ううむ、上手く書けませんが、「何者」はそういう“面倒くさい僕の自意識”にスゲー響いたというね…。


「DOGLEGS」の予告編を貼っておきますね↓ 良い映画なので、機会があったら観てみて!




さて、今回の本題。先週の土曜日は時間が足りなくて、感想の中で上記のようなことが書けなかったんですが、実はそれ以上に「一番書きたかったこと」が欠落してたのです。たぶん「映画の感想を書いている人」はわかってくれると思いますけど、映画鑑賞中に感じたことを忘れてしまって、後でやきもきすることってありませんか? 僕がこの「何者」を観ていた時、「あっ、これは忘れないようにメモを取っておこう!Σ(゚д゚)」と思ったこと自体は覚えていたんですよ。でも、周囲の迷惑になりそうだからメモを断念したら、すっかり忘れてしまって… (´・ω・`) 先日の宇多丸師匠の時評の時、もしかしたらそれが思い出せるかもと期待しながら聞いたんですが、それもなくて。せっかく感想を頑張ってアップしたのに、大切な“何か”が失われている感じがして、釈然としなかったんですが、しかし! 原作小説を読んだら、鮮やかに思い出したのでね、チョロッと書き残しておきますよ。「電車内で瑞月が拓人に身の上話をする場面」で、瑞月が自分の母親がヒステリーになったことを話した瞬間、僕はこう思ったのです↓


(`∀´)
「女性のヒステリー解消にはバイブが一番」って、
「ヒステリア」で描かれていたから、今回の感想はバイブ中心で行こう!



思い出さなければ良かったーー ('A`) 確かに恐ろしいほどに僕が考えそうな下ネタではあるものの、こういうのに後から客観的に向き合うとマジで己を殺したくなるというか。こんなくだらないことを必死にメモろうとしていた自分に心底ガッカリですよ。世の中には忘れたままの方が良いことだってある。そんなことを噛み締めた秋の夜なのでした。おしまい。







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  1. 2016/10/28(金) 21:05:00|
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LOVE 3D(3D版)(ネタバレ)

LOVE 3D(3D版)

LOVE 3D

原題:Love
2015/フランス、ベルギー 上映時間135分
監督・脚本・編集:ギャスパー・ノエ
撮影:ブノワ・デビエ
音楽:ケン・ヤスモト
出演:カール・グルスマン、アオミ・ムヨック、クララ・クリスティン
パンフレット:★★★(700円/コラムやインタビューはどれも勉強になりました。映画を観た人は読むと良いです)
(あらすじ)
1月1日の早朝。若い妻と2歳の子どもと暮らすマーフィー(カール・グルスマン)のもとに、元恋人エレクトラ(アオミ・ムヨック)の母親から留守番電話が入る。エレクトラはずっと行方不明のままで、母親は彼女から連絡がないか知りたがっているのだ。外で雨が降りしきる中、アパートにいるマーフィーはエレクトラとの駆け引きに満ちた濃密な2年間を思い返していく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




60点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※本作に関しては、松江哲明監督のコラムが面白かったので、読んでみて!
※今回の感想は、雑な下ネタが書かれているので、そういう文章が苦手な人は気をつけて!


「ギャスパー・ノエ監督が3Dの本番映画を撮った」ということで少しは気になったものの、僕も家庭や仕事や趣味や自慰などに忙しいのでね(1つアウトな文章)、観る予定はなかったんですけれども。“劇場と一体化する試練”バルト9を実施するにあたってスケジュールのタイミングがフィットちゃんだったので、鑑賞することにしまして。新宿バルト9「のぞきめ」と続けて観てみました。「超ムカついたけど楽しかった!ヽ(`Д´)ノババンバン!と思ったり。


劇場はこの日3度目の3番スクリーンで、そこそこの入りだった記憶。ちなみにHTC渋谷などでは2D上映されてました。
3番スクリーン


さっくり書くと、「エロい『ブルーバレンタイン』という印象。若い奥さんと幼い息子がいる主人公マーフィーのもとに、元カノ・エレクトラの母親から「娘の行き先を知らないかしら J('A`し シンパイ」という電話があったのをキッカケに「恋人とのセックスと愛憎の日々」を思い出すってな内容なんですが、「前に3Pをした隣人オミと浮気したら子どもが出来ちゃったので、そっちと結婚するけど、君を愛してるしオレだってツラいから許してほしい」という超身勝手なクソ野郎が過去を思い出しては延々と泣き言をこぼす上に、行動の数々もクズ丸出しだから(特にエレクトラへの罵り&別れた後のストーキング振りが酷い!)、基本的には恐ろしくイライラする映画なんですよね…。とは言え、僕自身、たまに元カノのことを思い出したりと、彼のような感情がまったくないと言えばウソになるので、同族嫌悪的な部分もあるかもしれませぬ。それと正直なところ、奥さんとセックスレスになって6年目の僕的には……自由奔放にセックスする彼が…羨ましかったのかなぁ…(遠い目)。一応、オチを書いてくと、マーフィーはエレクトラに連絡するものの繋がらなくて、ションボリして終わってた気がします、確か。


あんまりな罵られっぷりですが、実際、ゴミのような男なので仕方なし。
ゴミ野郎!

息子を抱いてメソメソするマーフィー。ずっと「コイツ、死なないかな」って思ってました。
オレは迷子だ


でね、本作でやっぱり特筆すべきはセックス描写。せっかくガチでセックスしているらしいのに、日本版はボカシが入って台無しではあるものの! なんと、そのボカシが3Dで飛び出てくる→回り込めば見えそうな気がするので、ちょっと席を移動してみたりした自分がいました。そう、人は誰でも性衝動の前には愚かになってしまうものなのです…(多くの人を勝手に巻き込んだ文章)。その他、3Dを活かして、観客に向かって「鋼鉄ジーグ」ライクに「チンコが飛び出す!ヽ(`Д´)ノババンバン!」「精子が飛び出す!ヽ(`Д´)ノババンバン!」なんてシーンもあり(同監督の前作でもそんな場面がありましたな)、「こんな映画もなかなか観られないな」と思うとスゲー観て良かったというか、ムカつきながらも楽しかったというMiracle Love。まぁ、パンフやら松江哲明監督のコラムやらを読むと“いろいろと深い作品”ではあるみたいだし、興味がある人は観ておくとよござんす。そして、この後は続けて「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」を観たんですけど、それはまた別のお話なのさ!ヽ(`Д´)ノババンバン!




ギャスパー・ノエ監督が日本で撮影した変な映画。僕の感想はこんな感じ



連想した地獄映画。僕の感想はこんな感じ








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  1. 2016/05/08(日) 22:05:00|
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インサイダーズ 内部者たち(ネタバレ)

インサイダーズ 内部者たち

インサイダーズ 内部者たち

原題:내부자들/Inside Men
2015/韓国 上映時間130分
監督・脚本:ウ・ミンホ
原作:ユン・テホ
撮影:コ・ラクソン
美術:チョ・ファソン
衣装:チョ・サンギョン
音楽:チョ・ヨンウク
アクション監督:パク・ジョンリュル
出演:イ・ビョンホン、チョ・スンウ、ペク・ユンシク、イ・ギョンヨン、キム・ホンパ、チョ・ジェユン、ペ・ソンウ、キム・デミョン
パンフレット:★★★(720円/コラムやキャストのインタビューがちゃんと載ってて、買って損はないです)
(あらすじ)
策士であるガンヒ(ペク・ユンシク)に雇われ、裏で悪事を代行するアン・サング(イ・ビョンホン)は、財閥企業であるミライ自動車が大統領候補へ裏金を送っていた証拠を手に入れ、ミライ自動車をゆすることを企てる。裏金ファイルがアン・サングの手に渡ったことで、裏金事件の捜査が打ち切りとなってしまった検事ウ・ジャンフンは、一切の責任を取らされて左遷となってしまう。諦めきれないウ・ジャンフン(チョ・スンウ)は、ミライ自動車の一件が失敗し、失墜したアン・サングに接触。一発逆転の秘策を持ちかけるが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




85点


※今回の記事は、不快指数の高い性的な文章が書かれている&画像が貼られているので、そういうのが苦手な人は読まないで!

今さらながら、3月公開作の感想を垂れ流しておきますね。「観たい映画の覚え書き」をアップしたころは、あまり観る気はなかったんですけど、映画館で予告編を観たら一気に興味が湧きまして。ただ、仕事が忙しくて上映期間中に足を運べない…と思いきや、シネマート新宿で再上映されていたということで、先週、いそいそと鑑賞してきました。超面白かったYO!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ! 基本的にネタバレを知らないで観た方が面白い映画なのは間違いないので、暴力的だったりゲスなシーンがあったりする韓国映画が好きな方は劇場にダッシュしてくださいな。


シネマート新宿、狭い劇場の方だったのもあって、ほぼ満席でした。
シネマート新宿で鑑賞


一応、ボンヤリとお話を書いておくと、ヤクザ者のアン・サング(イ・ビョンホン)は、ジャーナリストのガンヒ(ペク・ユンシク)の弟分でして。彼の命令で政治家のための汚れ仕事を請け負っていたものの、財閥企業のミライ自動車が大統領候補チャン・ピル(イ・ギョンヨン)に裏金を送っていた証拠をゲットした時、調子に乗った発言をしたことで、片腕を切断→監視付きのドン底生活を送ることになるんですが、しかし! 人脈やコネがないために出世できない検事ウ・ジャンフン(チョ・スンウ)が復讐の牙を研ぐサングに接触し、2人で腐った奴らを告発しようと頑張る…ってな調子。


暴力を武器にイケイケ状態だったサングでしたが…。
イケイケなサング

調子に乗ってガンヒにミライ自動車&チャン・ピルへの脅迫を匂わせたから、さぁ大変!
調子に乗ったサング

見せしめとして右腕を切り落とされて、その地位も奪われてしまうのです。
片腕を切り落とされる!

だが、そんなサングに正義の検事ジャンフンが目を付けまして。
サングに目を付けるジャンフン

ぶつかり合いながらも互いを認め合って、クズどもを告発するというね。
仲良くなっていく2人


なんだかんだあって、サングの告発が失敗に終わり、脱獄したサングがガンヒを襲撃してゲットした告白も証拠とならず、何も出来ないジャンフンは悪党どもの仲間に入った…と思いきや、下劣な宴会を隠し撮りした映像をネットで公開→ジャンフンが“内部者”としてすべてを告発→クズは全員失脚!ヘ(゚∀゚*)ノ ザマァ! 最後は、検事を辞めて弁護士になったジャンフンのもとに出所したサングがやってきて、「モヒートでモルディブを飲むとしよう! (`∀´) ドウヨ!」なんてギャグをカマしたりして、超仲良しムードで終わってましたよ。


一時はガンヒに世論を操作されて、窮地に追いやられるものの!
チンピラの話など信じられん

最終的にはこのアントニオ猪狩のような気持ちになれる映画なのでした。
いい気持ちだ…


原作はユン・テホによるWEBコミックだそうですけど、スゲー面白かった。いや、「超有能&忠誠心が高すぎるサングの手下たち」とか「さすがにマスコミもあそこまでバカじゃないだろ」とか思うところはあるんですが、話のテンポが良くて勢いで楽しめたというか。悪党どものクズっぷりが散々描かれていただけに(特に「ジャンフンの父親が金を借りたことが判明する場面」の観客悔しさ度は異常)、勧善懲悪でスッキリ終わるのも気分爽快だったし…。さらに絵作り&役者さんたちがしっかりしていて、エンタメ作品として画面が豪華に見えたのも良かったなぁと。韓国映画が得意とするエグい描写も100点で、サングが糸ノコで右腕を切り落とされる場面が超痛いのはもちろんのこと、何よりも素晴らしかったのが宴会描写。例えば、幼なじみがヤクザと政治家になって頑張る名作漫画「サンクチュアリ」にはこんな場面がありましてね↓


国会議員になろうとする浅見千秋は民自党の伊佐岡幹事長に大金を渡すんですが…。
金を渡す浅見千秋

「自分の尻の穴を見せるのを恥ずかしがっとる様じゃ政治家にはなれん」と、3Pの提案をされるのです。
3Pの提案

すると、「いただきます!」と躊躇なく挑む浅見。議員になるのって大変なのね… (`Δ´;) ヌゥ
いただきます!


『4P田中くん』の“4P”は『4番でピッチャー』のことだからね!(o^-')b マチガエナイデ!」というのはどうでも良いとして(不要な文章)。男同士のマッチョな会話では「3Pをするなら男1人に女2人がイイよな!」なんてことを言われがちですが、正直なところ、僕としては女性が2人だと余計に気を遣って緊張しそうでイヤ…というのもどうでも良いとして(不要な文章)。僕は高校生のころに「サンクチュアリ」の上記の場面を見て以来、「政治家は3P経験者」というイメージを持っていて。ひと昔前、大蔵省接待汚職事件ノーパンしゃぶしゃぶの接待が問題になったのもありましたし、「まぁ、政治家や官僚なんてそんなものだろう ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」と常々思っていましてね。それ故、今さら政治家の性接待シーンで驚くなんてことはあり得ないとタカをくくっていたんですけれども! 今作のそれはゲスさがズバ抜けていて度肝を抜かれたというか。だって、チンコでゴルフをするんですよ!?


このビジュアルだけで下劣なムードがビンビン伝わってきますよね。
ゲスな宴会


ううむ、多くの人が「お前は何を言ってるんだ (゚Д゚) ハァ?」と思っただろうし、僕自身も「何を言っているのか、わからねーと思うが…」ポルナレフ気分なんですが、本当なんですって!ヽ(´Д`;)ノ シンジテ! 雑に書くと「性的なサービスをするために呼んだ女性たちに大きくしてもらったチンコを使って、オッサンたちがテーブルの上でゴルフを模したゲームをする」んですけど、マジでゲス以外の表現が浮かばないというか…。こんなバカバカしいことを思いついただけでも感心しますが、よくこれをちゃんとした役者さんたちを使ってキッチリ映像化したなぁと。ハッキリ言って、映画史に残るゲス宴会であり、このシーンのためだけでも観る価値があるような気がしないでもなかったり。


ゲス宴会を目の当たりにした僕の気持ちを代弁する愚地独歩の画像を貼っておきますね。
えれぇものを見ちまった


でね、本作の主演の3人は全員素晴らしいんですけど、僕的に最もグッときたのはイ・ビョンホン。あらためてカッコイイなぁと思わされましてね…。鑑賞中、なんとなく「おやおや、人気が出たグラビアアイドルが水着の仕事を受けないように、イ・ビョンホンさんはもう脱がないんですかねぇ?(`∀´)」なんて意地悪く思ってみたら、検事たちがサングの過去を調べるくだりでちゃんと鍛えた半裸を見せるサービス精神。なんかね、恥ずかしながら出世作の「甘い人生」は未見なんですが(汗)、出演作をチェックしなきゃとあらためて思いましたよ。あと、政治家チャン・ピルを演じたイ・ギョンヨン、「群盗」のキャラが大好きだっただけにその落差に笑ったし、「サスペクト 哀しき容疑者」でボンクラな部下を演じたチョ・ジェユンが同じような役&演技だったのも面白かったです。


イ・ビョンホン、惚れ惚れするほどカッコ良かったなぁ…(遠い目)。
チンピラに堕ちたサング

チャン・ピル役のイ・ギョンヨン、最近見た「センス8」ではペ・ドゥナのお父さんを演じてましたな。
チャン・ピル(イ・ギョンヨン)

パン捜査官役のチョ・ジェユン、見るとなんか安心します。
パン捜査官(チョ・ジェユン)

あと、名前がわからないんですが(汗)、政治家の暴力的な部下を演じたこの人も良かったです。
政治家の暴力的な部下


って、褒めまくってますけれども、唯一の不満が“義手の右腕”をもっと活用してほしかったこと。一応、「義手のおかげで命が助かる」的な描写はありましたが、基本的には「スチュワーデス物語」の片平なぎさライクな「義手で不便です」程度のシーンしかなくて…。イ・ビョンホンと言えばストームシャドーといった戦闘力が高いイメージがあるだけに、例えばドリルアームを装着して敵を拷問する」といった場面が見たかった…というのは間違った要求でしょうか(確実に間違った要求)。


右腕が義手となったサングですが…。
右腕が義手!

できればこんな風に復活してほしかった!(BGMは「ぼくのライダーマン」
ライダーマン登場

まずはパワーアームで敵を捕獲しましてね。
パワーアームで攻撃

体の自由を奪ってから、ドリルアームで拷問だッ!
ドリルアームで拷問

仕上げはロープアームで絞首刑。こんなイ・ビョンホンが観たかったナー (´・ω・`) ザンネン
ロープアームで処刑


ということで、ダラダラと駄文を書き散らかしてきましたが、スゲー面白かったYO!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ! ちょうど仕事でイライラしていたんですけど、観終わった後は留飲が下がって超スッキりす。大人なら普通に楽しめる人が多いと思うし、何よりもあの下劣な宴会シーンは一見の価値アリ、ですぞ(知った風な口調で)。




サントラを貼っておきますよ。



ウ・ミンホ監督のデビュー作。面白そうです。



ユン・テホ原作のWEBコミックを映画化した作品。こっちにはあまり乗れなかったです…。



なんとなく貼ってみたドルフ・ラングレン&ブランドン・リー主演作。盆栽クラブのシーンが何とも言えません。







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  1. 2016/04/27(水) 23:55:00|
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キャロル(ネタバレ)

キャロル※ムービーウォッチメンのリンク等を追加しました(5/23)

キャロル

原題:Carol
2015/アメリカ 上映時間118分
監督:トッド・ヘインズ
製作:エリザベス・カールセン、スティーブン・ウーリー、クリスティーン・ベイコン
製作総指揮:テッサ・ロス、ドロシー・バーウィン、トーステン・シュマッカー、ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン、ダニー・パーキンス、ケイト・ブランシェット、アンドリュー・アプトン、ロバート・ジョリフ
原作:パトリシア・ハイスミス
脚本:フィリス・ナジー
撮影:エド・ラックマン
美術:ジュディ・ベッカー
衣装:サンディ・パウエル
編集:アフォンソ・ゴンサウベス
音楽:カーター・バーウェル
出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン、ジェイク・レイシー、カイル・チャンドラー、ジョン・マガロ、コリー・マイケル・スミス、ケビン・クローリー
パンフレット:★★★★(800円/パンフを開くと、テレーズが撮影した写真が出てくる仕様が素敵。記事も充実)
(あらすじ)
52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズ(ルーニー・マーラ)は、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロル(ケイト・ブランシェット)にひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


※今回の記事は、「ブルージャスミン」「ブロークバック・マウンテン」「テルマ&ルイーズ」のネタバレに触れているんですが、どれも名作なので、観てから読んで!
※今回の記事は、「犯行予告」のネタバレ画像も貼ってあるので、知りたくない人は読んじゃダメ!
※今回の記事は、「ゲスの極み乙女。」が好きな人は不快になる怖れがあるので、読まないで!
※今回の記事は、濡れ場のシーンの画像が貼ってあるので、エロ画像に抵抗がある方は気をつけて!


「君は Funky Monkey Baby♪ヘ(゚∀゚*)ノオドケテルYO!なんて安易な文章からスタートしたことについては、あとで自分の心に向き合うとして。1月の映画駄話会に参加した時、確かサイモンさんやらスタ・エレさんやらが本作に期待して盛り上がっていた覚えがあるんですが、僕的にはあまり興味が持てなくて。尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「たまむすび」の紹介が面白かったから、「観たい映画の覚え書き」では「△」を付けたものの、たぶん観ないと思っていたら、ムービーウォッチメンの課題映画になりましてね。まぁ、同じようなパターンで観た「スティーブ・ジョブズ|」は楽しかったし、「これもどうせ良い映画なのだろう」と高をくくりながら、3月1日=映画の日TOHOシネマズ新宿で観て来ました。確かに良い映画でしたヨ ( ;∀;)イイエイガダナー


11番スクリーン、ほぼ満席だったような。
11番スクリーン


パトリシア・ハイスミスの原作小説が「本人の体験を元に書かれた」とのことなので、ある意味、実話ベースの映画だそうで。なんて言うんですかね、演出は地に足が着いている感じで、画面も美しくて、僕ごときがわかるほど画面が贅沢で完成度が高かった印象。しかも、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラちゃんのケミストリーが素晴らしくて、悪い意味じゃなくて、雰囲気だけでも満足できるというか。とにかく度肝を抜かれたのがケイト・ブランシェットで、最近は「ブルージャスミン」での“残念なオバサン”のイメージが強烈だったものの、よくよく考えればスゲー美人なんだよなぁと(当たり前だけど)。今作の彼女は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズガラドリエルの時より綺麗に見えましたねぇ…(しみじみ)。


本作のケイト・ブランシェットはマジで美人でして。
キャロル(ケイト・ブランシェット)

質問されて、分かってなくても魅力的。授業で指した先生も「キャロルは仕方ないな」と許しそうなほどなのです(なにこの文章)。
分かってないわ

僕は映画を観ている間中、「アントニオ猪狩の愛人」のような気持ちでしたよ(「グラップラー刃牙」より)。
キレイ……ッッ

このブツブツ言ってた人と同一人物とは思えないというか、女優さんとはスゴいものですな…(「ブルージャスミン」より)。
ブツブツ言うケイト・ブランシェット


特に息を呑んだのが、ベッドシーン。そりゃあね、ついついルーニー・マーラちゃんの“小ぶりだけど白くて形の良い美乳”に目が行きがちですけれども! 今回、僕が目を奪われたのはケイト・ブランシェットのたくましい背中。僧帽筋中部から肩甲骨周辺の筋肉が発達していて実にカッコ良かったのです。ハッキリ言って、最初は「ルーニー・マーラちゃんを抱きたい」目線で今晩のオカズにする気マンマンだったのに(サラリとした口当たりのゲスな文章)、いつの間にか「ケイト・ブランシェットに抱かれたい」目線で観ていた…って、どうでも良いですかね (´∀`;) エヘヘ


ルーニー・マーラちゃんの美乳も気になりつつも、注目したいのはこの背中!
キャロルのベッドシーン

僕は「シグルイ」の駿河藩武芸師範・日向半兵衛正久のような気持ちになってしまい…。
なんたる異様な盛り上がり

思わずメモ帳に「ケイト・ブランシェットの背面の隆り、腕一本分の働きは充分にするものと覚えたり」と記入した…という雑なウソ。
背面の隆り


スゲー好きだったポイントは3つあって。1つ目は、恋をした時のときめきが描かれていたこと。あの2人が探りながら距離を縮めていくあたり、やはり自分の過去の恋を重ねてドキドキしたというか。例えば、手が触れあった時、アップとかにしないで、キャロルがさりげなく一瞥するだけだったりとか、そういう押さえた演出がたくさんあってとても素敵でした。キャロルに冷たくされて、電車の中でテレーズがワナワナと泣く場面も大好物で、高校の時、初デートで失敗→帰り道、中華料理屋で泣きながらチャーシュー麺大盛りを2回お替わりしたこととか思い出して、僕も泣いちゃいましたよ… (ノω・、) グスン 正直、トッド・ヘインズ監督の作品は「ベルベット・ゴールドマイン」だけしか観ていないものの、憧れの人に近づけた時の喜び表現とか、共通する部分があるような気がしないでもないって思わないこともないかもしれないって誰かが言ってましたよ、たぶん。


このワナワナ顔が100点! ルーニー・マーラちゃん、最高でした。
ワナワナ顔のテレーズ


2つ目は、カイル・チャンドラー演じるクズ夫ハージに“素直な気持ち”をぶつける場面が素晴らしかったこと。ちゃんと「昔はキャロルもハージを愛してたんだろうな…(´・ω・`)」ということが伝わってくるというか、あらためてケイト・ブランシェットの演技力に脱帽ですよ。さらに言ってることも非常にタメになるというか、最近の僕は「スティーブ・ジョブズ|」を観てから、「仕事と家庭のためにブログを辞めようかしら…」なんて悩んだりしたものの、すっかり「心に従って生きなければ人生は無意味だった!Σ(゚д゚;) ワスレテタ!」「ふさぎこんでちゃアタシらしくない!ヽ(`Д´)ノ」と気付かされて、明日から早起きして、サボってたダイエットも始めよう…って、何が何やらですな ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ


この台詞はその通りだけど、心に従いすぎて仕事と家庭に支障が出たらダメですよね、やっぱり。
心に従って生きなければ人生は無意味よ


3つ目は、ハッピーエンドだったこと。「50年代が舞台のレズモノ」となれば、迫害されたり断罪されたりして悲恋に終わりそうなムードがムンムンじゃないですか。そういう話って“心の狭いバカ”の勝利を見せつけられるみたいで、理不尽すぎて本当にキツい。僕が「ブロークバック・マウンテン」を観られないのは「悲劇的なオチを聞いてしまったから」という理由もあるのです。だから、テレーズとキャロルが魅力的なのもあって、「悲しい終わり方だったらイヤだなぁ」と心配しながら観ていたんですよ。

もうね、ドキドキしたのが、テレーズとキャロルがセックスをした翌日、セールスマンを装っていた私立探偵トミー(コーリー・マイケル・スミス)に情事が盗聴&録音されていたことが発覚する場面。あいつが近道を教えたのは、モーテル「ワーテルロー」に宿泊させるためだった…ってのは考えすぎですかね。確かに2人は迂闊ではありましたが、恋の炎に激しく焼かれたことがある人なら「人間、恋を止められないことはある」のはわかるだろうし、ベッキーさんと「クリスタルみたいに研ぎ澄まされた感性のフリした万年少年ヅラした、実はザーメンタンクみたいな男」にだって止められなかった事情はあるんだろうし、吉川晃司さんだって「恋を止めないで!ヘ(゚∀゚*)ノ アフフゥ!」と歌ってるじゃあーりませんか、あーりませんか!(突然、チャーリー浜さん風に)

つーか、「仕事だからな (゚⊿゚) ワルイナ」なんて言い放つトミーの野郎のゲスっぷりには怒り心頭であり、キャロルが銃を構えた時、僕のハートは「撃っちまえ!m9`Д´) ビシッ」一色。「トミーを射殺→キャロルとテレーズは逃亡の旅に→最後は車で崖からジャンプ!」と、すっかり「テルマ&ルイーズ」のオチを連想してフライング涙を流していたんですが、しかし。「キャロルからテレーズに別れを告げる→離婚して、キャロルは親権を手放すも、愛娘との面会権だけは要求する→キャロルがテレーズを呼び出す→これから2人の人生が始まる“予感”が漂って終了」って感じのハッピーエンドだったから、「良かったねぇ… (iДi) ウェェェェェ」と大泣きするとともに、つくづく撃たなくて良かったなぁと。人間、憎悪に囚われると、つい「やっちまえ!ヽ(`Д´)ノ」的な思考に陥りがちですけど、そんな時は深呼吸して、何が自分にベストの選択なのか、よく考えましょうね…って、どうやら文章の着地を見失ったようです (・ω・;) ドウシヨウ


愛想の良いセールスマンかと思いきや、ゲスな探偵だったトミー。クリティカルに憎い!
トミー(コーリー・マイケル・スミス)

撃ってしまえと強く思いましたが、ここで罪を犯さなくて本当に良かったですな… (`Δ´;) アブナカッタ
銃を構えるキャロル


ということで、基本的には感動したものの、唯一の不満がクズどもがのさばったまま終わったこと。いや、わかりますよ? こういう映画に因果応報なんぞを求めるのが無意味だってことぐらい、アタシだってわかってる。でも、頭では理解できても心が納得できないというか、愛娘リンディを人質にしてキャロルに嫌がらせを繰り返したハージwithその両親と、私立探偵トミーだけは苦しんで死んでほしかった…(心の狭い人の文章)。例えば、エンドクレジットで構わないから、「ハージと両親が南米に出掛けたら飛行機が墜落して、原住民に捕まって…」といった「グリーン・インフェルノ」のような展開は無理だったのか? まぁ、無理ですよね、すみませんでした (ノ∀`) バカネ


せめて「母親から娘を引き離す」という万死に値する行為をしたコイツだけでも死んでほしいということで。
ハージ(カイル・チャンドラー)

「犯行予告」で死ぬシーンをgifにしてみました。なんとなく溜飲が下がるような、無意味なような…。
射殺されるカイル・チャンドラー


ううむ、すっかり何が何やらな感想になっちゃいましたが(苦笑)、良い映画でしたヨ ( ;∀;)イイエイガダナー 「人が人を好きになる」という普遍的なことが描かれていて、たぶん誰が観ても「美しく感じる作品」じゃないかしらん。こういう映画がヒットして、「同性愛者は異常」なんて言う人が1人でも減ると良いですな。おしまい。

宇多丸師匠のわかりやすい時評がアップされているので、聴いてみて!




パトリシア・ハイスミスによる原作小説。アメリカではベストセラーだそうです。



サントラでございます。輸入盤デジタル盤もあります。



唯一観ていたトッド・ヘインズ監督作。サントラ、持ってます。



ケイト・ブランシェットが出演したトッド・ヘインズ監督作。ちょっと興味あります。



ケイト・ブランシェットが凄まじかったウディ・アレン監督作。僕の失敗感が漂う感想はこんな感じ



ルーニー・マーラちゃんのドラゴン振りが堪能できる映画。僕の感想はこんな感じこんな感じ






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  1. 2016/03/05(土) 16:05:00|
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