三角絞めでもてなして

「三角絞めでつかまえて」(http://ameblo.jp/kamiyamaz/)の避難所的なブログです。

マジック・マイク(ネタバレ)

マジック・マイク

マジック・マイク

原題:Magic Mike
2012/アメリカ 上映時間110分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
製作:ニック・ウェクスラー、グレゴリー・ジェイコブス、チャニング・テイタム、リード・キャロリン
脚本:リード・キャロリン
美術:ハワード・カミングス
衣装:クリストファー・ピーターソン
音楽:フランキー・パイン
振付:アリソン・フォーク
出演:チャニング・テイタム、アレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒー、コディ・ホーン、オリビア・マン、マット・ボマー 、ライリー・キーオ、ジョー・マンガニエロ、ケビン・ナッシュ、アダム・ロドリゲス、ガブリエル・イグレシアス
パンフレット:★★★(700円/Bunkamura ル・シネマのパンフはしっかりしてて好き)
(あらすじ)
青年実業家のマイク(チャニング・テイタム)は、男たちが華やかなショーを繰り広げるクラブで女性客を熱狂させる人気ナンバーワンのストリッパーという顔も持っていた。ふとしたことで知り合った青年アダム(アレックス・ペティファー)に才能を見出し、人気ダンサーへと育てあげたマイクは、対照的に堅実なアダムの姉(コディ・ホーン)と知り合い、自分が本当に求める人生に気づき始めるが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


※今回の記事は、性的な文章が書かれているので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。
※今回の記事は、「サタデー・ナイト・フィーバー」「ブギーナイツ」「G.I.ジョー バック2リベンジ」のネタバレに触れているので気をつけて!



(´・ω・`)
警察の慰安旅行の時のこと。
先輩に無理矢理連れられて、
温泉街のストリップ劇場に入ったら、
踊り子は60代と40代くらいの女性2人だけ。
しかも、控え室から赤子の泣き声が聞こえてきて…。
僕は居たたまれない気持ちを抱えながら、
彼女たちの踊りを見たのでしたーー。



な~んて、“ストリップ初体験話”はどうでも良いとして!(不要な文章) 僕はつい「半裸のマッチョが! (*゚∀゚)=3 ムッハー」な~んて文章を書きがちな男ですけど、別に男の半裸なら何でも良いワケではなくて。基本的には「戦う男の半裸」が好みであり、申し訳ありませんが、「女性客のためにストリップをする男」なんぞに興味はないのですよ(苦笑)。ただ、尊敬する映画評論家の町山智浩さんが「たまむすび」で紹介されてたので興味が湧いて、前売り券を購入。渋谷のBunkamura ル・シネマで観てきたら、ああん、大好物でした (〃∇〃) ウホッ


ロビーには記事の切り抜きが貼ってありましたよ。女性向けの記事が多かった印象。
記事の切り抜き


最初に「『戦う男の半裸』が好み」なんて書きましたけど、僕ったら機能的なマッチョの半裸なら何でも良いみたい♪ (*ノ▽ノ) キャッ もうね、この映画のチャニング・テイタムの腰振りダンスは笑っちゃうほど見事で、やたらと股間を女性の顔に近づける動作を観ると、「HK/変態仮面」を思い出してグッとくるというか。もちろん「野郎が半裸でクネクネと踊る姿なんて、気持ち悪い!ヽ(`Д´)ノ」と不快感を覚える方もいるとは思いますが、ごめんなさい、僕にはドストライクであり、「ずっと彼らのダンスシーンが続けばいいのにナー (・ε・) チェッ」って思うほどでした。


ということで、ダンスのシーンを貼っておきますね↓




マット・ボマー演じるケンがバービー人形チックに箱から出て来たりと、バカバカしい状況設定の数々も楽しかったり。
箱の中から出てくるケン


簡単にあらすじを書くと、「店の看板ストリッパーで活躍中のマジック・マイク(30)が、いろいろあって、『オレ、このままで良いのかな… (´・ω・`)』と自分を見つめ直す」というお話がメインで、そこに「うだつの上がらないボンクラなんだけど、実はストリッパーとしての才能があったアダム(19)が業界でのし上がっていく!ヘ(゚∀゚*)ノ」というエピソードが絡む感じ。単にマイクが活躍するだけでなく、“男性ストリップ”という特殊な世界を観客に体験させる役目としてアダムというキャラクターを入れたのが非常に良くて、「ソダーバーグ監督、やるな! ( ̄ー ̄) ニヤッ」と思ったりしてね(偉そうに)。ちなみに、あまり関係ないんですが、「映画秘宝 2013年 09月号」で“信頼できる映画ライター”のてらさわホークさんが、「特技といえばシュワルツェネッガーの物真似ぐらいであった」とアダムについて書いてた時は「この人はまったく… ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」と少し呆れたんですが、映画を観たら本当にそうだったのでスゲー驚きましたよ。


中央がマジック・マイク。30歳という悩むお年頃なのです。
中央がチャニング・テイタム

で、彼に見出されたアダム(特技はシュワルツェネッガーの物真似)。そう言えば、彼が主演だった「アイ・アム・ナンバー4」の続編はまだなんでしょうか…。
そそのかされるアダム


まぁ、自分の経験を鑑みるに、いわゆる“裸のお仕事”に限らず、己に自信のないまま肉体労働系で働いている人は「世間からバカにされてる!ヽ(`Д´)ノ キィィィ!」と気にしたりするし、実際そう思われていることもあったりするじゃないですか(昔、役所で超ぞんざいな態度をとられたことがあります)。だから、マイクや他のストリッパーがそういうコンプレックスをそれとなく抱えている描写が個人的にはツボでした(「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでる発言には涙…)。で、彼らへの“優しい目線”もちゃんとあったりするところは、ソダーバーグ監督の「ガールフレンド・エクスペリエンス」っぽいなぁと。


「ガールフレンド・エクスペリエンス」の予告編↓ 主演女優のポルノ作品を観たら、ハードすぎてドン引きしました… ('A`)




それと「“本当の自分”問題」を扱ってたのも嫌いじゃない感じ。マイクがアダムの姉ブルック(コディ・ホーン)に「じゃあ、本当のあなたって何?」と問われるシーンがあるんですけど、いくらイヤだと口では言っても、結局、ストリッパーを辞められない自分も“本当”であって。「自分探し=無駄なこと」「探している人と探しているモノが一緒なんだから見つかるワケがない」というのはジェーン・スーさんの名言ですが、要はどんな自分でも“本当の自分”なんですよね。僕自身は40歳の中年男性ということで、さすがにこの悩みは通過済みですけど(苦笑)、久しぶりに考えさせられて良かったです。


ブルックからのキツ〜い一言。本当のアタシが見つからないの… (ノω・、)
本当のあなたって?


一応、最後の展開を書いておくと、「退廃的な生活に厭気が差したマイクは、最後のソロステージ(←バカみたいにカッコイイ!)を終えると職場放棄(その穴をアダムが埋めることになって世代交代)→ブルックのところに行って、『オレ、生き方を変えるYO! (`・ω・´) キリッ』と力強く宣言→2人でイチャイチャ 川´∀`)(´∀`) キャッキャ」って感じで終了。ちょっと「サタデー・ナイト・フィーバー」のラストを連想したんですけど、マイクとブルックがキスしちゃったのだけは余計だった気がします(匂わすだけで良いのでは)。あと、実話だから仕方ないんですが、僕は「ああいう業界から卒業して終わる」よりも「ブギーナイツ」みたいに「この世界で生きるしかない」的なオチの方が好きなんだなぁと自覚したりもした次第。


一応、「ブギーナイツ」の予告編を貼っておきますね↓ 良い映画!




例によって、役者さんたちは超良くて。僕的には、チャニング・テイタムをかなり見直したというか。先日、「G.I.ジョー バック2リベンジ」の序盤でアッサリ殺されてましたけど、「本当は死んでいなかった!∑(゚Д゚)」ことにして、ぜひあのダンススキルを「3」で活かしてほしいと強く思ったり。その他、ストリッパー役の人たちは全員100点の素晴らしさだったワケですが、特にターザン役でケビン・ナッシュが出てたのがスゲーうれしかったですね~。そして、店のオーナー・ダラスを演じたマシュー・マコノヒーの胡散臭さは最高としか言いようがなくて…(しみじみ)。最近観た「キラー・ジョー」「ペーパーボーイ 真夏の引力」に続いて、またもや彼の魅力にやられちゃいました。マコノヒーのファンの方は要チェックですぞ。


歌ったり踊ったりとやりたい放題だったマコノヒー。「マグノリア」のトム・クルーズっぽい。
マコノヒー

アダムにダンスを教える場面とか、スゲー愉快なので、ぜひ観てほしいところ。
ストリッパーの特訓


そんなワケで、“男性ストリップ”という特異な世界を描きつつも、意外とストレートな青春モノになっていて、野郎たちの踊りも面白いし、“いい映画”でしたヨ (〃∇〃) ウフフ 予告編を見て興味が湧いた人なら普通に楽しめるんじゃないかしらん。ちなみに“Bunkamura ル・シネマ公開映画”なだけに、パンフレットは普通に良い出来だったんですが、冒頭のよしひろまさみちさんのコラム「いい男の条件」の勢いには笑わされたので、興味がある人は読んでみてくださいな~ (・∀・) オシマイ




サントラ。マコノヒーの歌が入ってるというだけで超ほしい!



ソダーバーグ監督作で一番好きなのは、このジーナ・カラーノ主演作なのです (´∀`) アイシテル



非常に思い出した福田雄一監督×鈴木亮平主演作。続編、やらないかな〜。



なんとなく思い出した映画。代表作なだけあって、ジョン・トラボルタが超魅力的だったり。



「男性ストリップ」となると、引き合いに出されがちな映画。デイヴの奧さんが好き。



アンディ・ラウが肉襦袢を着てストリップをするジョニー・トー監督作。内容はよくわからなかったけど大好き。




テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2013/08/26(月) 19:05:00|
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