三角絞めでもてなして

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エンター・ザ・ボイド(ネタバレ)

エンター・ザ・ボイド※この記事は、2010年6月7日にアップしたものです。

エンターザボイド

原題:Soudain le vide
2010/フランス 上映時間143分
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
出演:ナサニエル・ブラウン、パス・デ・ラ・ウエルタ、シリル・ロイ
(あらすじ)
東京にやってきたばかりのドラッグ・ディーラーの兄オスカーと、ナイトクラブでストリッパーとして働く妹リンダ。ある日、オスカーは警察の捜査に遭い、拳銃で撃たれてしまう。遠のく意識の中、リンダのことを強く思ったオスカーの魂は現世にとどまり、東京の街をさまよい出す。(以上、エイガ・ドット・コムより)

予告編はこんな感じ↓




50点


高評価する人もいるし、「こういう映画も観ておいた方が良いのかなぁ…」と思って、シネマスクエアとうきゅうで観てきました。感想は「スゴイとは思いましたけど…」って感じですかね。ちなみにギャスパー・ノエ監督の作品は「カルネ」「カノン」を観ている…ハズなんですが、残念なことに「確か馬を解体してたっけ」程度しか覚えてなかったりします…。

パンフレットによると、映画評論家・塩田時敏さんの知人が「キューブリックが丹波哲郎の『大霊界』を撮ったみたいだ」と語っていたそうですが、本当にそんな感じというか。話自体は「死んだ兄の魂が東京の街を彷徨いまくった挙げ句、妹の子供として生まれ変わる」というだけなんですが、映像がとにかくスゴかったですね。公式サイトには「2010年SEXとマジックマッシュルームの旅」「驚異の【マジック マッシュルーム3D】映像体験」とか書いてあって、伊藤英明さんなら詳しいのかもしれませんが、僕はやったことがないのでサッパリというか(いやらしい文章)。まぁ、感覚がおかしくなったりすることはありませんでしたけど、確かに映像自体には心から感心させられましたね~。

映画が始まると、いきなりスゴい勢い&異様なテンションでスタッフロールが流れたりして。それが終わると、カメラはずっと主人公の視点なんですよ、映画が終わるまで(ちなみに「THE END」ならぬ「THE VOID」という文字が出てエンドロールなしで終了してました)。高度なCGやら編集技術やらを駆使したみたいなんですが、「いや、大したモンだなぁ」とちょっと感動しました。主人公が警官に射殺されて(念のため書いておくと、あんな状況で発砲する日本の警官はありえませんが、監督はそれを知りつつも、あえてそうしたとか)、そこからは歌舞伎町やら東京の街やらを浮遊しまくるワケですが、それが「どうやって撮ったの?」と思うほど不思議な映像だったりして(神野彰さんというクレーンオペレーターの人がクレーンやリモートヘッドなど駆使したそうな)。その他、エロ度とグロ度もそれなりに高かったりするのは僕好みだし、よく行く歌舞伎町の街並みをスクリーンで観るだけでも意外と楽しかったり…。最後、視点が妹の子宮の中に入って、男性器が射精する瞬間を大画面で見られたのも面白かったです。


ちなみにバー「ボイド」があった場所。
映画の舞台


ただ、正直、長かったなぁと。僕個人の資質の問題なんですけど、やっぱり物語的な求心力がなくて映像だけだと飽きてきちゃうというか。途中、ちょっと寝そうになりました…すみません。でも、映像自体は本当に面白かったので、興味があるなら一度は観ても良いんじゃないですかね。




ギャスパー・ノエ監督作。未見なんですが、レイプシーンがキツそうですな…。



大霊界シリーズのコレクターBOX。値段に驚いた!(って、別にうまくないですな…)



「燃えドラ」の英題が「ENTER THE DRAGON」なのは常識ですよね。



シャノン・リー主演作。父が龍なら娘は鷲だ! 邦題を付けなかったのは坂口征二さんの「燃えよ荒鷲」があったからかしら。



ジャッキー・チェン製作ですよ! って、未見だったりします…。



こんなゲームもありましたな。「リローデッド」の前日譚だそうで。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2011/06/15(水) 10:39:03|
  2. 記事(2010)
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